SEに必要な基本スキル その2 『説明力6』

こんにちは。

 

皆さんは、夏ばてなど体調は大丈夫ですか?

 

私は、夏風邪をひいてしまって、現在、発熱中です(苦笑)

先日の夜にちょっと喉に違和感があるな~ぐらいに思っていたら、

翌日の朝に喉から激痛が。。。そして昼から発熱し、夜には発火するような熱が。。。

先ほど会社の人に『夏風邪は長引くからね~。』と言われ、ちょっとビビリ中です。

 

夏に体調を崩すと、夏を満喫できなくなりますので、皆さんも体調管理には

十分にお気をつけくださいね。

 

今回は、『SEに必要な基本スキル』の『説明力』の6回目⑤ 解釈と事実は分けて話すです。

 

■ 説明力を上げるステップ
 ① 説明の目的をはっきりさせる
 ② 相手の理解レベルを知る
 ③ 最初に前提を話す
 ④ 本題は、結論から話し、その後、論理的な説明をつける
 ⑤ 解釈と事実は分けて話す

 

これは、SEだけの話しでは無いのですが、事実と解釈をごっちゃにして

話す方を良く見かけます。

 

恐らく私もなるべく意識して分けていますが、気が付かないうちに

ごっちゃにしている様な気がします。

 

例えば『このレポートの表示スピードが遅いのは何故?』と上司に聞かれたとします。

それに対し『SQL文のチューニングが必要だと思います』と答えたとすると、

これは解釈のみの回答となっています。

 

それに対し

『データベースのデータ量は、まだ少なく、他のレポートは、

このレポートほど遅くありませんので、このレポート特有の問題の様です。』

と言う事実を話し、

『そこから考えて私はソースコードに問題があるのでは無いかと思います。

 とくにSQL文が大きなウェイトを締めているので、

 見直す必要があると思います。』

と解釈を話す。

 

こういった形で話すと、説得力が一気に増します。

ちなみに『このレポートの表示スピードが遅いのは何故?』という質問に

『このレポートはAさんが作ったのですが、

 Aさんはいい加減な人なので、Aさんにレポートを

 作らせないほうが良いって思っていたんです。』

と答えるのは”最悪”です。

 

自分の解釈だけの説明という事だけではなく、

実際は愚痴っているだけで、何の解決にもなっていません。

今回のポイントは『事実なのか解釈なのかを分けて考える癖をつける』でした。

では、体調にご留意していただきながら、暑い夏を楽しんでくださいね。

 

では。


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