私の専門領域コンサルティング業界。
大不況の影響を受けた転職市場が回復するには、まだ時間がかかります。
不況の影響下、どのコンサルティングファームでも採用されるのは「セリング力」がある人
現在、各コンサルティング会社はクライアントの業績に伴い、受注も減らしています。
以前は「不況だからこそコンサルティング」といわれましたが、それは遠い昔の話。
ちゃんとコンサルティング業界も景気に連動します。それだけ、立派な業界になった裏づけでもあるのでしょうがね。
そんな不況のあおりを食って、各社コンサルタントの稼働率が下がっており、当然ですが中途採用にも慎重になっています。
しかしそんな中でも、どのコンサルティングファームでも無条件で採用する人種が存在するのです。
いわゆる「セリング力がある人」。
コンサルティング業界における「セリング力がある人」とは
「セリング力がある人」とは分かりやすく言うと、「営業力が高く仕事を取って来られる人」のことです。
このスキルのことを、コンサルティング業界ではセリング力といいます。
お客さんをそのまま持って来られる人であれば、コンサルティングファーム側は採用枠が無くても、その人の為に採用枠を作ってくれます。
「絶対」と断言して良い事実です。
最近の動きとしては、各社でパートナーやシニアマネージャーを採用したがっています。
それも、プロジェクトマネージメントではなく、仕事を取って来るポジションとして迎えます。
要は「プロジェクトを回す人はいりません、仕事が欲しいです」
ということなのですよね。
コンサルティングファームの採用ではセリング活動への関わり方を重視
上記で見てきたように、最近の転職活動の職務経歴書でチェックされるのは、
「セリング活動にどれだけ関わっているか?」
という点です。
もしセリング活動の経験がある方は、必ず実績をガッチリ書きましょう。
セリング活動実績を書く場合、下駄を履くというか、ハードルが下がるというか、要は合格の可能性が数段上がります。
コンサルティングしたくても受注できないと、力を発揮できませんからね!
何よりも重要なワードは「セリング力」。
転職活動中も、晴れてコンサルティングファームに入社後も、常に意識してみてください。
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今回は転職を検討されている方向けに、コンサルティング業界の採用状況と、セリング力のある人材の需要についてご紹介しました。
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