「転職は富士山の登山口を選ぶようなもの」
候補者とのご面談の際に、よくそんな例え話をします。
転職後は「こんなはずじゃなかった」と感じるもの。ゴールが富士山なら今は屋久島
どんな人にとっても100%最高と言い切れる会社はありません。
転職先に100%の満足度が得られるとは考えない方が良いと思っています。
多かれ少なかれ、
「こんなはずじゃなかった」
という要素は発生するものです。
そんな時に、「転職=ゴール」の考え方だと、「こんなはずじゃない」点がずっしりと響きます。
「こんなはずじゃなかった」点が気になりだすと、やがて膨らみます。
結局はまた転職して、まだ見ぬ桃源郷を探そうとするのです。
が、やはり100%の満足度を得られる会社はなく……。
転職はゴールではなく、スタート地点です。
目指すキャリアゴールを富士山の山頂だと考えて下さい。
今いるフィールドは実は屋久島でした。
転職活動とは、どこから富士山の山頂を目指すか決めること
山を登るスキルは身についたけど、どうやら富士山には登れないらしい。
となるとフィールドを変えなきゃいけない。
どんなフィールドにするか。
どこから富士山を登るのが近道なのか。
それを考え、決めるのが転職活動だと思います。
もちろん、舗装されていると思っていた登山道が、途中から岩場になり、
「こんなはずじゃなかった」ことになることもあろうかと思います。
それでも、目指すところはあくまで山頂。
山頂に向かって歩んでいけるのであれば、多少の
「こんなはずじゃ……」
も我慢できるでしょうし、それもまた試練と思いながら前を向けるでしょう。
転職において、入り口の条件や業務内容ももちろん重要ですが、そこだけを見て判断するのは早計です。
あくまで自分が見据えるキャリアゴールへ向かって道が通じているかどうか、
という観点で転職先を考える。
後悔しない転職のためには、そんな見方が大事です。
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今回は、「転職は富士山の登山口を選ぶようなもの」というテーマで転職時に必要な心構えをお伝えしました。
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