「元社員が語るNTTデータ」シリーズ。今回のテーマは「中途社員が入社した後の処世術」です。また、多くの企業にも通じるところが多々ございますので、ぜひご参考ください。
【目次】
中途入社がぶつかる一番の壁は「社内調整」
基本的に私はNTTデータっていい会社だよね、と自信満々に言い切っている人なので、人材に対しても自信満々にお薦めしています。
(まぁ、この人は合わないだろうなって人にはほどほどにしますが)
が、一方でホントに入社したら絶対に幸せになれるかというと、多分誰もが通るであろう壁が確実に存在するわけで。
その壁の中でも大きなものが、「社内調整」だと思います。
多いんですよ。社内調整が。とっても。会議や決裁をはじめ、他部署とのやりとり、ホントに多いです。そして中途で入社した方がまず感じる違和感であり、壁だと思います。
調整事をうまく進めるために不可欠なのが社内人脈です。中途社員が新卒育ちと比べて圧倒的に弱いのもこの社内人脈。中途入社した方が幸せなNTTデータライフを送れるかどうかは、いかに素早く社内人脈を作るかといっても過言ではないでしょう。
急いで押さえた方が良いのは、自事業本部や自事業部の「管理部門」
自チームのメンバや直接一緒に仕事をするメンバは自然に仲良くなりますが、敢えて急いで押さえた方が良いのは、自事業本部や自事業部の管理部門。
決裁にしろ会議にしろ、外して通ることの出来ない部門です。NTTデータならではのルールや、コンプライアンスを早期に習熟し、その後の仕事を円滑に進めるためにも、速やかに仲良くなっておいた方が得策。※ちなみに自チーム内では事務処理を担ってくれてる派遣さんを押さえておくのも意外と重要だったりします。
幅広い人脈を作るために「社内SNS」「横断型PJ」「研修」への積極的な参加を
あとは幅広い人脈を作るに、
- 社内SNS(Nexti)の積極的活用
- 部門横断型プロジェクト(NEXT活動など企業風土改革PJなど)への参加
- 研修(色々用意されており、自ら選んで参加)への積極参加
というのが手っ取り早い方法でしょうか。
…よく考えてみると、中途比率の低い(新卒文化)大企業(社内調整多い)であれば、NTTデータに限らず多かれ少なかれ似たようなもの、かも知れませんね。
ただ、NTTデータは、「どこの大学出身?」よりも「何年入社?」の方が会話として圧倒的に多く、新卒文化の度合いが強いのですが。
関連記事:【実話】経営企画に転職した元戦略コンサルにありがちな失敗とその対策
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/stconsulk
==============================
今回は元社員が語るNTTデータ~中途入社後の処世術~についてご紹介しました。
下記フォームより新規会員にご登録(無料)いただくと、弊社キャリアアドバイザーとの面談(メール、Skypeなどでのご対応可)を通して、経営層への独自取材による企業動向・内部の声、非公開求人や選考対策など、ご要望に応じた情報をご提供いたします。
ぜひ一度アクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。