ボストンコンサルティンググループは設立の3年後にあたる1966年にボストンに次ぐ2番目の拠点として早くも東京オフィスを開設しています。
なぜ欧州ではなく日本なのでしょうか?
これはBCG創設メンバーで初代日本支社代表となったジェイムズ・アベグレン氏の功績です。氏は、1955年フォード財団の海外研究員として来日、日本経営について研究を行いました。その研究成果を「日本の経営」として執筆、日本的経営の特徴や利点を欧米に初めて紹介した歴史的著書と言われています。
帰国し、コンサルタントになったアベグレン氏はマッキンゼー・アンド・カンパニーおよびアーサー・D・リトルで活躍しました。めでたし・めでたし。。。
ではなく、実はアベグレン氏は日本でコンサルティングをしたかったのです!
とはいえ、なかなかチャンスが訪れません。そんな時ブルース・ヘンダーソンに請われて、日本事務所を開設するという約束の元、ボストンコンサルティンググループの設立に参画したのです。
BCG設立から3年後、約束通り東京オフィスを開設しました。
日本国籍を取得するほどの親日家で、亡くなったのも日本。
アベグレン氏は日本のコンサルティング業界の父と言えるかもしれませんね。
ちなみに「終身雇用」という言葉の生みの親でもあります。
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