転職活動をする際には、職務経歴書は必須です。
新卒採用と中途採用の一番の違いは、職務経歴があること。
本当に当たり前の話なのですが。
よって面接で、
「まず職務経歴をお聞かせ頂いて宜しいでしょうか?」
と始まるわけです。
人材紹介会社ではキャリアコンサルタントが推薦コメントを送付
さて我々のような人材紹介業を使って転職活動をする人の場合は、職務経歴書以外に、
キャリアコンサルタントが推薦コメントを企業に送付することになります。
私も皆さんにお会いして、お1人ずつ推薦コメントを書いているわけです。
それぞれのお人柄や考え方もできるだけお伝えしたいのが本音。
私はキャリアコンサルティングする際には、必ず大学時代くらいまで遡って転職者の経歴をお聞きします。
そして、転機の際に何を考えていたかをお聞きして、転職の背景まで含めて詳細にまとめるのです。
キャリアコンサルタントによる推薦コメントはインフレ状態
そんなキャリアコンサルタントの推薦コメント。
各社人材紹介業の書いているコメントがインフレを起こしております。
どういうことかといいますと、自分の担当している方の書類選考を通過させたいために、
「とても優秀」「地頭が良い方」など称賛するコメントが乱舞しているようです。
弊社もメンバーを採用する際には、人材紹介会社を使うのですが、各社の推薦コメントが非常にインフレを起こしております。
なので、採用する側としてはコメントをインチキだと捉え、無視する傾向にあるのです。
人材紹介業界に身を置く者として本当に残念です。
きっと私の渾身のコメントも、
「読まれていないのだろうな」と考えるしかありません。
推薦コメントを他の人材紹介会社とは変化させる
そのため最近では、推薦コメントの内容を他とは変えるようにしています。
職務経歴書に書かれていない情報で、第3者が事実と確認できるものをドンドン書くのです。
例えば、所属している会社のホームページでその方が紹介されている。
自社のホームページで紹介されている方って、基本的に社内で評価されている方ですよね?
先日も「○○さんは、今年の△△社の新卒採用ページの先輩情報に掲載されております」とURLをつけてご紹介しました。
そうすると、ある程度の実績がある人だということが伝わります。
あとは、セミナーの講師をしているホームページのURL、賞を受賞していることが確認できるURLなども添えています。
転職活動は転職希望者とキャリアコンサルタントの共同プロジェクト
事実に勝るものはありません。
私がキャリアコンサルティングする際には、皆さんの隠れた情報を企業側に確実に伝えるため、真剣にお話をお聞きするようにしています。
転職活動は、皆さんとキャリアコンサルタントの共同プロジェクトですから!
ですので、皆さんも包み隠さず、良いことは恥ずかしがらずに教えてくださいね!
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今回は、人材紹介会社が送付する推薦コメントについてお伝えしました。
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