こんにちは。
本日は、企業の中途採用活動の「期間」についてお話します。
企業の中途採用活動は期間付き
企業の中途採用活動は、もちろん永遠に行っているのではなく、「期間」があります。
その期間は多くの企業が会計年度に連動しています。
例えば会計年度が4月1日~翌年3月31日迄の企業の場合、
中途採用の入社日の対象も4月1日~翌年3月1日までです。
企業によっては、会計年度と中途採用の期間がずれている場合もあります。
通常、早くて2月くらいから翌年度の採用計画を練り、3月~4月に具体的な年間の採用計画を出します。
その後、5月辺りから本格的に採用活動を始めるというイメージでした。
リーマンショック後、企業の中途採用活動の期間が不明確に
年間のスケジュールが決まっていると、
我々エージェントとしても営業計画を立てやすいです。
しかしリーマンショックで景気が後退した後からは、年間の採用計画が立てられず、現場の案件ニーズに応じてその都度中途採用をする企業が増えていました。
我々エージェントとしても不遇の時代でした……。
2年近くそんな状況が続いていましたが、ようやく昨年からIT・コンサルティング業界や、Web・モバイル系企業を中心に案件ニーズが回復。
期首に通年の中途採用計画を出せる企業が増えてきました。
中途採用を目指す転職希望者が気を付けるべきポイント
ここで転職活動をされている方が気を付けるべきポイントをお伝えします。
中途採用計画・中途採用予算はあくまでその年度内のものです。
そのため期をまたぐ場合は、来期の予算が下りない、というケースがあります。
つまり入社日が今年度内か、翌年度になってしまうかよって、選考結果に影響が出てしまうこともあるのです。
(良い人なのに採用できない、など)
ですので転職活動をされている方は、その企業の会計年度と自分の退職活動がどのくらいかかりそうか等を、いまいちど意識してみることをおすすめします。
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今回は、企業の中途採用活動の「期間」についてについてお伝えしました。
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