先日、弊社の代表から一冊の本を渡されました。
【ハーバードからの贈り物】
2004年に出版された本のため、既に読まれている方も多いことと思います。
今回はコンサルタントを目座す方、さらにビジネスリーダーを目指す方にも推薦したい本書について紹介します。
コンサルタント向けビジネス本『ハーバードからの贈り物』の内容
この本には、ハーバード・ビジネススクール伝統の期末最後の授業内容が掲載されています。
選りすぐられた15名の教授による、集大成の授業内容を知ることができるのです。
だからといって授業は専門性の高い、難しいお話ではなく、人生を送る中で必要な当たり前の心掛けに関するものばかりです。
ハーバードのMBAスクールを卒業した多くの学生はビジネスリーダーとなり、色々な人や組織に影響を与える立場で活躍しています。
本書に書かれた授業内で各教授陣は、責任ある立場に立つこととなる学生たちに向けて、
「将来のビジネスリーダーへ贈る心構え」を諭したのだと感じました。
今後リーダーとして権力を持つだろう人間に対して、15名の教授が、今後も「絶対に忘れてほしくない人としての考え方」を一つ一つ教えてくれたのです。
ビジネス本『ハーバードからの贈り物』に収録された3話
『ハーバードからの贈り物』に収録された話の中でも、特に下記3話は印象的でした。
以下に、各話で強く心に感じたことをまとめます。
【剥製の鳥】
・ごくわずかの信頼できる情報で、リーダーは結論を出さなければならない。
【同窓会】
・ハーバードの同窓会には出るな。出ても他人との境遇を比較してしまい、
リスクを負った選択ができなくなる。成功の定義は人とは異なる。
【サラの物語】
・重大な決断を下すその時に、その会社で働く人というのはただの「数字」ではなく、
それぞれに家庭があり誰かのために働いているということを忘れないで欲しい。
本書を読んだ皆さんの心にも、必ず琴線に触れるであろうお話ばかりでした。
ただ問題は、数日経つとこの手の話はすっかり忘れてしまうことです。
私は、毎朝出社前に1話ずつ読み進めていました。
しかし2週間経つと最初に読んだ内容を忘れてしまったのです。
「人間は忘れやすいものであり、弱いものである」
この授業を受けたハーバードの卒業生は、どの程度授業内容を覚えているのでしょうか。
何が言いたいかというと、このような良書は何度か読み返す必要があるということです。
ビジネスマンとして、そして自分のビジネスの場でのポリシーをしっかりと確立するためにも。
ぜひ、皆さんも機会がありましたら読んでみることをお勧めいたします。
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