こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。
常々私は
「例え転職しなくても、転職活動はした方が良い」
といった趣旨の話をしています。
再三にわたりしつこいのですが、転職活動をした方が良い理由。
それは、
活動を通じて自分自身のキャリアの可能性や市場価値を
客観的に知ることが出来ること
に他ならないわけです。
ちょうど昨日、CAREER ZINEのインタビュー記事にて、
ビズリーチの南社長がうまい表現をしていましたので一部抜粋します。
(本文はコチラ)
本当に会社が自分を定年まで守ってくれるのならいいですが、それは分かりません。だったら、自分で自分を守らないといけませんよね。人間ドッグならぬキャリアドッグを受けて、マーケットにおいて自分はどこが高評価で、どこが悪くて……と知っておくべきです。人間ドッグって、今は健康でも、大きな病気の初期症状が出ているといけないので受けますよね。
たとえば大手企業に勤めている40代後半から50代の人たちが、業績悪化で突然整理解雇されたとします。転職市場での自分の評価を知らずに、自らの価値を高める努力をしてこなかったとしたら、ほかに仕事を見つけることができるのか? 残りの人生はどうするのか? という話です
そうなんですよね。
40代後半ぐらいになって、急に大きな病気が発見された、しかも末期で
手の施しようがありません、とならないように定期的に人間ドックに行って、
健康診断を受ける―これは理解しやすい話です。
キャリアもこれと同様です。
・現状の自分の市場価値はどの程度なのか。
・転職市場から見ると自分の年収はどのくらいなのか。
今より高いのか、今より安いのか。
・転職市場において、自分のスキルはどの辺が売れて、どの辺は売れないのか。
・今後どんな経験を積んでおいた方が市場価値が高まるのか。
こういうのを客観的な目で知っておくことが何より重要です。
自己評価と社内評価だけで自分の市場価値を「誤解」していると、
後々手痛いしっぺ返しを喰らう恐れがあります。
それらは得てして社外評価、すなわち市場価値とは異なるものですから。
転職を前提とする必要はありません。
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