こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。
転職を考えるときは「次の次に何をしたいか」を意識する
転職を考える際に大事なことは、
「次の次に何をしたいか」
を意識することだと思います。
「○○をしたいので御社を希望します」
という話も、あるにはあるのですが、そこに過度な期待をしてはいけません。
多くの場合「こんなはずじゃなかった」となってしまいますからね。
ただやりたいことだけで転職先を選んでしまうと、転職前に抱いていた理想と実際の業務のギャップに苦しみます。
転職とは、将来の目標を達成するための手段に過ぎません。「本当にやりたいこと」は、転職先で活躍をした後に、ようやくできるものなのです。
以前「転職は富士山の登山口を選ぶようなもの」という記事を書きましたが、今回の記事で言いたいことも同じです。
転職はゴールではなく、スタート地点であることを忘れないでください。
目指すキャリアゴールは、富士山の山頂だと考えれば分かりやすいですよね。
今いるフィールドは屋久島です。屋久島から富士山の山頂を目指すには、どこがいちばんの近道でしょうか?
転職とは、つまりそういうことなのです。転職自体が目的化していた人は、意識を変えてみてください。
転職はキャリアゴールに向かうための手段
転職に成功しただけでは、望んでいたことの全てが実現できるわけではありません。
自分のキャリアゴールに向かうための途中地点が転職先であって、転職すること自体に過度な期待をかけるのはナンセンス。
転職活動をしていると、転職することがゴールだとついつい勘違いしてしまう人が多いので、注意が必要ですよ。
転職先に入社し、そこを卒業するときのイメージを持ちましょう。
「次の次に何をしたいのか」
「転職先からのエグジットのイメージ」
転職希望者の方も、転職先が決まった方も、上記をぜひ意識してみてください。
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今回は、転職を考えるとき「次の次に何をしたいか」を意識することの大切さについてお伝えしました。
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