多くのコンサルティングファームでは、内定の連絡の後にオファー面談(条件提示面談)があります。
今回は、オファー面談とは何なのか確認したうえで、企業に質問すべき事項(例文など)を紹介します。
【目次】
オファー面談とは?内容を確認
オファー面談は、企業と内定者が、入社後の労働条件や業務内容をチェックする面談です。
アクセンチュアなどの外資系ファームからアビームコンサルティングなどの日系ファームまで採り入れてきました。
「この条件で入社頂けませんか?」
「配属部署はこちらで間違いありませんか?」
「ご入社を決断する上で、ご不明な点はございませんか?」
と入社後の内容を確認します。
企業から提示される内容を聞くだけでなく、内定者の方もしっかり質問をする必要があります。
オファー面談は入社を決める大切な場です。単純に年収や待遇の確認をするだけではもったいないですね。
では、具体的にどんな事を確認したら良いのでしょうか?
オファー面談で聞くべきこと(質問リスト)
オファー面談で効果的な質問をするためには、事前準備が不可欠です。
以下にオファー面談で聞くべきことをリストにしましたので、あらかじめ確認しておきましょう。
面接のフィードバックは?
- 何が評価されてオファーが出たのか?
- 期待されている内容と自身のやりたい領域を確認
想定されるプロジェクトは?
- 決まっているのであれば、事前準備が可能です。
待遇面は?
- 今後の待遇面の伸びしろ。(順調に行けばどの程度待遇が上がるのか?)
- 入社時の年収だけではなく、中期の年収を確認。
- 月給
参考:コンサルの転職で年収アップも月給がダウンするリスクと対処法
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/monthlysalaryrisks
プロモーション(昇進)は?
- 評価制度と人事制度。
- プロモーションの時期と基準について。
ワークライフバランス、労働環境の実態は?
- 有給休暇、産休・育休、介護休業などの取得状況(結婚や出産、育児などのライフイベントを控えている方は、自分が描くキャリア像をあらかじめ伝えておきましょう)
- 繁忙期と閑散期の波
少なくとも上記は確認しておいたほうが良いです。入社後のイメージがグッと湧きますよね。
コンサルティング会社のプロモーション・待遇などは私でもお答えできますが、確認の意味を込めて聞いておきましょう。
オファー面談は条件を確認する場ではなく、入社後のイメージをクリアにする場ということを念頭に置くことが大切です。
参考:内定獲得後の回答期限は延長できる?企業選びにオファー面談を活用しよう!
https://www.axc.ne.jp/ccc-reply-deadline
オファー面談後の内定取り消しと注意点について
一般的にオファー面談は、正式な内定後に行われます。
基本的にオファー面談が原因で不採用となることはありませんが、形式によって異なるのが実情です。
内定が会社の稟議後に提示された正式な内定か、それとも会社の稟議で決定される前の内定かによって、リスクが異なるのです。
正式な決定前の場合、内定者のバックグラウンドから新しい事実が明るみに出て、内定が取り消されるケースもごく稀にあります。
「その内定が、どのような段階で下されたものなのか」
企業に直接聞いても答えてくれることは稀です。
不安な方は事前にキャリアコンサルタントなど、企業とのパイプを持つ方に確かめるべきですね。
参考:転職先を伝えたことで内定取消も…「上手な退職活動」の進め方
https://www.axc.ne.jp/ccc-retirement-activities
=================
>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
コンサル面接対策〜専門エージェントが教える面接のポイント〜
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2018/0406/.html
=================
今回の記事では、オファー面談で確認すること(質問リスト)についてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。