経歴詐称は、バレますよ【転職エージェントでの実話】

「経歴詐称がバレた」事例、過去のエントリー情報から発覚

この仕事をしていると、たまに、経歴詐称している人を見かけます。見つけようと思ってみているわけではなくて、分かってしまうのです。

先日もこんな感じ、弊社のキャリアコンサルタントが見つけました。

ある方が、弊社にエントリー。職務経歴書を見て、弊社のシステムに情報を入力することに。氏名を入力すると、5年前にも弊社にエントリーの履歴がありました。

多分、前回の転職活動の時にも登録されたのでしょう。

で、その時の活動の履歴を調べて、次回お会いする時の提案に生かそうと調べていたところ、、、ん?おかしい。

以前の職務経歴書に書かれている会社名と今回の職務経歴書に書かれている会社名が違う。しかも業務内容が異なる。ご本人は、弊社にエントリーしていたことを忘れたのでしょう。

さすがにまずいと思い、面談前にコンサルタントからお電話を入れ質問したところ、「調べますね」とのことで電話が切れて、

すぐ直後にメールが来て、「本日の面談はキャンセルさせてください。」と。

こんな感じです。

本人は良く見せたかったのでしょうが、どこでバレるか分かりません。

経歴詐称は、「年金手帳」「社会保険」「雇用保険」「源泉徴収票」などから分かる。

経歴詐称しても、年金手帳や入社時の社会保険には会社の履歴が記入されますし、雇用保険の手続きの際に履歴も分かります、源泉徴収票の提出を求められれば会社名も前年の年収も分かります。

また、最近では海外では浸透しているリファレンスチェックを入れる企業も増えております。

経歴詐称は罪に問われる可能性は少ないが、懲戒解雇といったリスクも多い

また、基本的に経歴詐称は罪には問われませんが(高卒出身なのに大学出身と偽るケースでは軽犯罪法に触れる可能性があります)、転職先にバレてしまった場合、内定取り消し、入社後は懲戒解雇といった処分になるケースが多いです。

「経歴詐称はバレない」と思われる方も一定数いるかと思いますが、バレたときに被る不利益の方が多く、また世の中、悪事はいずれバレますので、正直に生きていきましょう。

【関連記事】「ちょっと待て、職務経歴書・履歴書の提出前に確認したい5つのこと」

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今回の記事では、経歴詐称に関する転職エージェントでの実話をお届けしました。

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