こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
コンサルを目指して転職活動中の方に、現実的なお話をしたいと思います。
まだ内定が出ていないにもかかわらず、現職を辞めるタイミングを考えている人が多くいらっしゃる印象です。
今回は、今まさに転職活動中の方へ向けて「退職のタイミング」をテーマにお話します。
退職の時期について悩んでいる方は、ぜひ参考になさってください。
退職タイミングが内定獲得前の場合のメリット
忙しい中で何とか時間を作って、職務経歴書の作成や面接に望んでいる方はたくさんいらっしゃいます。
しかし「現職で働きながら転職活動をする」
というのは、業務が忙しい方にとっては大変なことですね。
そのため現職を退職してから、もしくは退職を決めてから転職活動をされる方もいらっしゃいます。
現職を退職してから転職活動すると転職(就職)活動に専念できますね。
面接の日程調整なども柔軟に対応でき、結果としてスムーズに次の会社で働けるというメリットがあります。
ただ、実際はそうではない場合も多いです。
退職タイミングが内定獲得前の場合のデメリット
離職中に転職活動をしている場合、自分はいつでも時間の調整ができます。
しかし応募先企業の方で、作業時間がかかってしまう可能性があるのです。
応募先企業側の調整(面接官のスケジュールなど)に時間がかかったり、場合によっては書類選考だけで1ヶ月程度かかったり。
先方の都合で離職期間が長引くことも多々あるということを知っておきましょう。
離職期間が長くなってしまうと、
・収入面で苦しくなる
・気持ちに焦りが生じる
・面接で離職期間に対するつっこみが厳しくなる
など、デメリットが多くなります。
面接の際に焦っていると、自然と気持ちが相手に伝わってしまう可能性があります。
焦りを隠しきれず失敗し、せっかく受かるはずだった面接で落とされてしまう場合があるため注意が必要です。
退職タイミングは内定獲得後がベスト
企業によっては、離職期間がある転職希望者を書類選考で落とすこともあります。
やむを得ない事情がある場合は仕方ないにしても、その事情をうまく説明できるようにすることが大切です。
例えば、
・資格取得のためスクールに通っていた
・プロジェクト終了のタイミングだったため退職して転職活動に専念した
など、相手を納得させられる理由を挙げる必要があります。
しかし上記のような説明ができない場合は、基本的には現職で働きながら転職活動をするのがベスト。
次の会社が決まってから退職することをおすすめします。
安易に退職を決めてしまうのではなく、転職をお考えになった際にはまずご相談ください。
また退職のタイミングや円満退職について知っておくべき情報は、以下の記事からチェックしましょう。
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>退職のタイミングに関する記事
内定獲得後の回答期限は延長できる?企業選びにオファー面談を活用しよう!
https://www.axc.ne.jp/ccc-reply-deadline
退職を切り出すタイミング
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2011/0226/1306.html
コンサルファームへの転職「入社月」によるメリット・デメリット
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/whentojoinfirms
転職先を伝えたことで内定取消も…「上手な退職活動」の進め方【実例】
https://www.axc.ne.jp/ccc-retirement-activities
転職先の入社日までの過ごし方
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0205/2504.html
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今回は、転職活動中の方に向けて、退職のタイミングは内定獲得後がベストという内容をお伝えしました。
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