今回は、採用セミナーを有効活用するための、3つのポイントをお伝えします。
採用セミナーは転職希望者が活用できる
お盆も過ぎいよいよ秋の採用シーズンに突入です。
外資系は通期・上期、日系は下期の採用計画・バジェットが決まり、多くの企業で採用が積極化します。
採用を効果的・効率的に推進する方法のひとつに「採用セミナー」があります。
優秀な人材に対して自社のアピールを行い、場合によっては積極的に候補者個人とコミュニケーションを取るケースもあります。
採用セミナーはある意味、企業サイドのアピールの場ですが、使い方によっては転職希望者の方にメリットがあります。
以下から、転職希望者が採用セミナーを有効活用するための3つのポイントを具体的に見ていきましょう。
採用セミナーの活用方法1:転職理由・志望理由をアピール
転職理由・志望理由をアピールする場合、採用セミナーで情報を収集するのがおすすめです。
例えば、SEからITコンサルタントへキャリアを変えるときは、志望理由の前に、
「なぜコンサルタントになりたいのか?」
を語る必要があります。
本を読んだり、ネットで検索したりすれば、ある程度情報を得られるものです。
しかしコンサルタントの話を直接聞くのに比べると、圧倒的に情報の質が劣ってしまいます。
その点、企業の採用セミナーでは、他企業で面接に進んだ際にも使えるキーワードがたくさん出てくるのです。
当然、意中の企業の採用セミナーであれば、効果は更に増します。
志望理由を聞かれたときに、
「採用セミナーで●●という話をお聞きして、非常に興味を持った」
と説明すると、説得力が全然違いますよね。
採用セミナーの活用方法2:積極的に参加する
企業の採用セミナーには、志望度に関係なく、積極的に参加することが大切です。
例えば、通常の応募の場合は、プロセスの途中で方向性に乖離を感じて、選考を辞退した場合に当然選考辞退の履歴が残ります。
採用セミナーの場合は辞退ではなく、セミナーに参加した履歴のみが残っています。
将来的にキャリアの軸や景況感等の変化により再度応募したくなったとき、
「過去に選考を辞退した人」と、
「過去にセミナーに参加した人」では、
企業側の印象が全然違いますよね。
応募するか迷っている場合も、セミナーには積極的に参加することが重要です。
採用セミナーの活用方法3:事前にアピールをする
採用セミナーでは、必ずQ&Aの場があります。
ここで印象的かつ聡明な質問をすると、良いイメージが残ります。
採用プロセスに進んだ際にプラスからスタートするのです。
これはかなり大きいです。
面接では1時間程度しか話をできません。
面接よりも前に、プラスでアピールをできれば、合格率が高まることは確実です。
実際に企業側から、
「先日、セミナーに参加されたAさんへ是非正式に応募いただくように伝えて欲しい」
というフィードバックは結構ありますし、その場合は選考の結果も良いですね。
今回は採用セミナーの活用方法を3点ご紹介させていただきました。
勿論、時間というコストは当然掛かります。
参加のメリットが大きいかどうか、セミナーごとにご自身で判断いただければ幸いです。
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>コンサルタントへのキャリアに関する記事
コンサルタントへ転職するための「志望動機書」の作り方【未経験~ファームtoファームまで】
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
未経験からのコンサル転職で失敗しない3つの方法 | ニーズを把握して内定確度を上げることが大切
https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/consul/difficulty/0427/.html
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今回は、採用セミナーを有効活用するための、3つのポイントをお伝えしました。
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