こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。
転職する際に書く職務経歴書。
あらゆるアピールポイントを余すところなく、とにかく経験したことは何でも書こうとしていませんか?
「書かないよりは書いた方がプラスになるだろう」
とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
上記の考え方は、要注意です。
転職先が求めているアピールポイントだけを書く
職務経歴書が、単に自分のキャリアの棚卸しを目的としたものなら、今まで経験してきたことを余すところなく書くべきです。
しかし転職を目的とした場合は、何でもかんでも書くのではなく、アピールポイントを絞って書きましょう。
職務経歴書に書くべきなのは、どんなアピールポイントか。
当然、
「転職先が求めそうな経験」
ですね。
逆にそれ以外の経験をどれほど強くアピールしても、転職先に刺さるはずがありません。
むしろせっかくの強みがぼやけてしまい、マイナスに働く可能性もあります。
営業力を求める求人に対して、
「営業だけではなく、あれもこれもやってきました」
とあまりに強く書きすぎてしまうと、リスクになります。
(全く触れない方が良いかというと、求人次第では、営業以外の経験をベターとする場合もあるので、一概には言えませんが)
また曲者なのが、TOEICのスコア。
750点ぐらいあると、それなりに評価されることも多いです。
しかしながら、英語力を強く求めるような求人の場合は、むしろこのスコアが足を引っ張ることがあります。
満点レベルを求める外資系企業であれば、「中途半端な点数だ」と判断する可能性があるのです。
企業ごとに書くべきアピールポイントを適宜変えて、それぞれに刺さる内容の職務経歴書を作りましょう。
アピールポイントをまとめた職務経歴書はラブレター
「職務経歴書は一度作ればそれでOK!」
と思っている方は一定数いらっしゃいます。
しかし可能な範囲で、企業に向けて多少色を変えて作った方が良いのです。
難しく考える必要はありません。
単純に「職務経歴書はラブレター」だと考えてみてください。
企業が自分を魅力的に感じてくれそうなアピールポイントをまとめて、的確にアタックしていきましょう。
効果的なラブレターの書き方が分からない方は、ぜひお気軽にご相談ください。
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今回は、転職先が求めているアピールポイントだけを書くことの大切さについてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。