こんにちは。
今回は、転職活動の面接において大切な「間(ま)」についてお伝えします。
「間」が面接の合否を左右する
面接の合否を左右する大きなポイントのひとつに、
先方との「間」があります。
「間」には並んでいる物と物との空間、すきま、という意味がありますね。
同時に、
「テンポ」「機会」「場の様子」
といった意味もあり、この記事では上記を指します。
面接で間の悪い受け答えをしてしまうと、
・先方からの質問に回答するテンポが悪い
・自分のアピールをする機会を外す
・的確な回答をすることができない
など、悪い結果に繋がってしまいます。
誰でもビジネスシーンで、間の悪いことをしてしまったことはあると思います。
転職活動においても、間の悪い反応をしてしまうと、せっかくのチャンスを失う可能性があるのです。
コミュニケーション上手の「間」の取り方
コミュニケーション上手なビジネスマンの「間」の取り方を紹介します。
先に解説しますが、人間は0.45秒以上の「間」を使って、頭に蓄積した情報を解釈します。
あまりに長い文章をまくしたてられれば、正確に解釈することができません。
相手が絶え間なく話し続けると、聞き役の頭は解釈がおろそかになり、内容を理解できないのです。
面接で転職希望者が「間」を取らずに話し続ければ、面接官は内容が不正確なまま判断を下すことになります。
せっかくアピールしようとした内容が、面接官の頭に入っていないとしたら、お互いにとって大きな損失になってしまいます。
そこでコミュニケーション力が高い人のやり方を真似してみましょう。
「間」を取るのが苦手な人は、まずは「主語述語」の短いセンテンスを言い切るよう意識してみてください。
句点ごとに少し間隔を空けて話すと、自然と「間」ができて来るはずです。
情報量が多い場合は、一節が終わったタイミングで、相手の反応をうかがいましょう。
このときにできる「間」を使って、相手が内容を理解していることをチェックしてみてください。
普段コミュニケーションを取るときにも意識すれば、面接で自然な心地良い「間」を作れるようになるはずですよ。
適度な「間」と高いコミュニケーション力で転職成功へ
「間」を取ることの大切さを説いた分かりやすい書籍を紹介しておきます。
ビートたけしさんが書いた『間抜けの構造(新潮新書)』です。
たけしさん特有の毒舌で「間」の大切さを説いています。
自分の置かれている立場をしっかり俯瞰して、場に応じて適切な発言をし、「間」を作ることが重要。
面接で苦労されている方は、一度ご自身の「間」について、見直してみてはいかがでしょうか?
適度な「間」を土台とした高いコミュニケーション力を武器に、転職活動を成功させましょう。
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>面接対策/コンサルタントへのキャリアに関する記事
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https://www.axc.ne.jp/column/axis-column/2015/0713/264.html
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今回は、転職活動の面接において大切な「間」についてについてお伝えしました。
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