こんにちは。
今回は、転職活動において謙虚さはマイナスに働く可能性があることをお伝えします。
日本人の半数以上は能力に自信がない
セルフ・エスティーム研究所が日米のビジネスパーソンの意識調査を実施しました。
調査の結果、「自分の能力・スキルに自信がある」と答えた割合はアメリカ人の場合、全体の92.8%でした。
一方で日本人は全体の44.8%だったのです。
半数以上の日本人が、自分に自信がないということになります。
調査の結果、仕事をする上で自己を肯定的にとらえる「自尊感情」に、日米間で開きがあることが分かりました。
特に日本女性の低さが目立つことが明らかとなります。
2020年の内閣府の調査結果によると、日本の女性管理職の割合は14.8%でした。
アメリカの40.7%を大きく下回っており、女性が結婚・育児とキャリアを両立しにくい日本の社会構造が浮き彫りとなっています。
女性管理職の少なさは、女性がキャリアに自信を持てない要因となっていると考えられます。
セルフ・エスティーム研究所は、日本の女性管理職率を高めるには、家庭と仕事の両立支援策のほか、
「自信のなさを解消する手立てが必要」
と指摘しました。
転職活動では謙虚な受け答えはマイナス
調査によって明らかとなった日本人の劣等意識。
しかし日本人は謙虚な民族なので、実は内心、自信がある方はもっと多いかもしれません。
問題はいざ転職活動の面接や重要なプレゼンなどに挑む際、自信なさげに見えてしまうことです。
頼りない様子に見えると、相手の信頼を失ってしまう可能性があるためです。
特に転職活動においては、謙虚さはマイナスに働くことが多いもの。
もちろん謙虚さを無くして横柄な態度をとるのは論外です。
ただ面接は自分のマイナス面を伝える場ではないので、自分のプラスの面を積極的にアピールする必要があります。
客観的に立派な経歴の方であっても、面接の場で自分の歩んできた道を控えめに話してしまう場合があります。
その結果、転職希望者のキャリアのすごさが分かりにくくなり、企業としては採用して良いものか悩んでしまうのです。
面接では自信を持ってキャリアをアピールしよう
面接を受けるのは、当然、書類選考が通過した後のこと。先方としては、少なからず転職希望者の経歴に関心を持っています。
面接で良いパフォーマンスを発揮できないと感じている方は、
「向こうが自分の経歴に関心を持っているから、会いたいと言っているんだ」
「自分の華やかな経歴を魅力的に話して、楽しんでもらえるようにしよう」
「万全の準備をして駄目なら仕方ない、もっと良い企業を探そう」
とポジティブに考えるようにしましょう。
自信を持ってキャリアをアピールし、面接官にあなたとの時間を楽しんでもらえれば優位に立てますよ。
キャリアの効果的なアピール方法が分からない方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
万全の準備をして、自信を持って面接に臨みましょう!
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今回は、転職活動においては謙虚さより自信が重要であることについてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひ一度アクシスコンサルティングにご相談ください。
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各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。