こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。
今回は「転職しやすい時期」をテーマにお話しします。
転職しやすい時期は4月と10月
リーマンショック時の2009年。転職を試みて我々のところにお越し頂いた方は、たくさんいました。
しかし正直ピンポイントでフィットしている求人でない限りは求人のご提案は出来ませんでした。
明確に示せるキャリアのビジョンも限定的でしたね。
決して転職希望者のスキルが低かったわけではありません。
「氷河期」でしたから、ご本人のキャリアや強みとは別の理由により、キャリアの幅が狭かった時期です。
当時に比べると状況は改善したものの、年間における「転職しやすい時期」を把握することは大切です。
特に転職者数が多いのが、4月と10月。
4月は期末に退職者が出やすいため補充を目的に採用を強化するためです。
10月は新卒入社した社員が早期離職した場合、やはり補充を目的に採用活動を始めるためです。
この時期はどの企業も面接を多く行っているため、理想の求人を見つけやすいメリットがあります。
ただし求人数が多い分、ライバルも多く、企業は選考に時間をかけるものです。求められるレベルが上がることは考慮しておいてください。
転職を始めるのにおすすめの時期はピークの直前
年間を通じて転職者数がもっとも少ないのは8月です。
企業が長期休暇に入るため採用活動も1週間ほどはストップします。
ただライバル数が少ない分、採用されやすい時期でもあるため、7月あたりに書類を送っておくのも1つの手です。
また転職者数が多い4月、10月の直前は、転職に動き出すのにおすすめの時期。
1~3月、7~9月あたりに転職活動をスタートさせれば、余裕を持って4月入社、10月入社できる可能性が高まります。
ピーク直前に動き出して、周囲に差をつけましょう。
リーマンショック時に比べれば幅広い業界に転職しやすい
年間を通して、求人が増える時期、減る時期はあるものです。
ただリーマンショック当時の2009年と比較すると、今はどの時期でも、圧倒的にキャリアの幅を広く選択できます。
もちろん年齢や経験により絞られる要素はあるものの、2009年と比べると雲泥の差です。
2009年に一度転職を決意して動いたものの、納得いく活動が出来なかった方はいらっしゃるはずです。
当時は妥協した方も、転職マーケットの良い今の時期に、改めて機会を探してみてはいかがでしょうか。
当時より年齢を重ねた分、年齢市場価値的なマイナスはあるかとは思います。
それでも以前に比べれば、幅広い求人を紹介できる可能性が高いですよ。
今すぐ行動を起こし、ぜひ一度はアクシスにご相談ください。
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今回は、「転職しやすい時期」をテーマにお話ししました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。