今回は、自己PRで一つの強みを明確にすることの大切さをお伝えします。
自己PRで伝える強みは一つが理想的
キャリアについて誰かに説明するとき、どう答えますか?
①「私、これしか出来ないので……」
②「私、これとあれとそれも出来ます。それからあんなこともやった事があります」
どちらもいまいち説得力が無いですが、強いて言えばどちらが正解でしょう?
転職活動の場合、正解は①です。
中途採用に求められるのは「即戦力」。
「あれもこれも出来る」という人よりは、何かに突出している人のほうが評価が高いのです。
自己PRでは一つの強みを軸にスキルを広げることを伝える
当然、色々な経験をされているのはプラス材料ではあります。
ただしそれは、基本的には何か「強み」があって、その経験スキルを軸に幅を広げていることが前提です。
「会計もITも物流も営業も経験しているので、どんな仕事も出来ます」
ええと……で、結局何が出来るの?となってしまいます。
「あらゆることが出来る」人は、結局のところ「何一つ出来ない人」として扱われてしまうものです。
コンサルティングはもちろん、営業、プログラミング、広報、マーケティングなど、得意な分野を一つだけ見つけることが大切。
一つの強みをしっかりアピールして、そのスキルを他分野にも応用していくことを伝えられれば理想的ですね。
自己PRでは強みを肯定的な表現で伝える
たまに「これしか出来ないので……」という方が実際にいらっしゃいますが、自己PRにおいてはまったく問題ありません。
むしろ胸を張って頂きたいですね。
ただしアピールするときには、説明の仕方を少し変える必要があります。
「これしか出来ないので……」は非常に否定的な表現です。
自己PRにおいては、肯定的な表現で強みを明確に伝えるようにしましょう。
まずは強みを伝えて、さらに別の領域にも積極的に関わる意識があることを伝えます。
今後キャッチアップする予定の分野については、入社前からすでに勉強を開始している姿勢を見せてください。
「入社後に勉強する」というアピールは口先だけの人に思われる可能性が高いです。
入社前の段階で勉強を始めていることを伝えて、入社後は「即戦力」として業務に関われることを伝えましょう。
例えば、
「私は営業の領域について専門性を持っています。経験としてはAとBとCです。
今後は営業の専門性を活かしつつ、◯◯や××にもチャンレンジして行きたいと思います。
◯◯や××については現在、■■の勉強をしており、早い段階でキャッチアップ出来ると考えております」
どうでしょうか?しっかりとプレゼンテーションが出来ていますよね。
書類・面接等で、強みをアピールする方法が分からない方は、お気軽にご相談ください。
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今回は、自己PRで一つの強みを明確にすることの大切さをお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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