売り手市場における転職戦略

こんにちは。
キャリアコンサルタントの最上裕司です。

今は間違いなく「売り手市場」といえます。
すなわち、求人数は非常に多く、反面求職者が少ないマーケット。
平たく言うなら「転職しやすいマーケット」です。

一方求職者は求職者でプロジェクトにどっぷり浸かり、
評価も良くてインセンティブがたっぷりもらえて、という状況だったりします。
求職者には
「今年は業績も良く、ボーナスも多いので転職はやめとこう」
という方が多いです。

しかしながら実は、こういう時こそ転職のチャンス、です。
マーケットが悪い時というのは転職の壁も高く、また、高いオファーも狙いづらいのですが、
各社の採用意欲が高い時には、多少無理してでも優秀な人を確保したい、
という心理が働くため、良い条件で採用されやすいのです。

特に、自社でも高く評価され、プロジェクト的にも充実しています、
なんていう時が実は最も市場価値が高い状態だったりするわけです。

評価されている時に転職なんてもったいない。

確かにそれもそうなのですが、近年中に転職するぞ、というお考えを持っている場合は、
少しでも自分が高い評価を受けやすい時期に転職する方がベターなのです。
特にコンサルファームからのエグジットなど、キャリアチェンジを考える際などは
転職マーケットが悪くなるとそもそも求人がなくなったりもしますので、注意が必要です。

この辺は刻一刻と、時とともに変化しているため、
四半期に一度ぐらいはキャリアコンサルタントと状況の確認をするなど、
アンテナを高く張っておいた方が良いと思います。

是非、うまく活用してください。

 

 

 

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