ソフトバンクの時価総額10兆円超の秘密

11/25にソフトバンクの時価総額が10兆円を超えました。

 

「米有力ヘッジファンドの株保有が引き続き材料視され、

　急ピッチの上昇で「持たざるリスク」を意識した買いも出たもよう。

　競合するＮＴＴドコモなどとは違う、海外での成長期待も投資家の関心を集めている。」

http://www.nikkei.com/markets/kigyo/gyoseki.aspx?g=DGXNASGD2505B_25112013DT0000

 

 

それにしても孫正義氏は凄いですね。

一代で時価総額10兆円の企業群を作り上げたのですから。

 

 

「世界一カッコイイ禿」と一般消費者からの支持も絶大。（失礼！）

上手にソーシャルメディアを活用してます。

 

 

ツイッターでの「髪の毛が後退しているのではない。 私が前進しているのである」発言は現在5万超えRT。

https://twitter.com/masason/status/288641633187147776

 

 

 

最近もグローバル展開・M&Aで話題になっている孫正義氏。

 

少し古いですが本人への取材を元に

ノンフィクション作家の滝田氏が描いた半生記。

時価総額10兆円の秘密が垣間見れます。

 

 
◆孫正義インターネット財閥経営

 

日経ビジネス人文庫

滝田誠一郎

 

 

 

プロローグ－－文庫版のためのまえがき
第1章 人生は限られた時間しかない
第2章 ソフトバンク設立
第3章 孫のナンバーワン戦略
第4章 流通ビジネス事始め
第5章 草創期を支えた10人の大恩人
第6章 病に倒れた孫を襲う内憂外患
第7章 時代の寵児とならしめた孫の二乗の兵法
第8章 孫正義と西和彦、宿命のライバル
第9章 ソフトバンクに挑み、敗れていった徒花たち
第10章 ＡＸ―パソコン規格統一へ動き出す
第11章 市場を席巻したDOS/V
第12章 ソフトバンク成長物語
第13章 大胆な戦略を裏打ちする緻密な計算
第14章 300年続くインターネット財閥
エプローグ
あとがき

 

 

 

この本を読むまで、起業後に生死を彷徨った経験（しかも2年）が

あったとは知りませんでした。

順風満帆というよりは波瀾万丈過ぎる半生記です。

 

 

アスキーの西さんとの軋轢やビル・ゲイツとの比較。

業界の裏話まで踏み込んで記載されています。

 

 

ビジネスプランはクールに作り、

実行は圧倒的な情熱を持って推進する経営者なのでしょう。

 

何となく大見得を切ってというか風呂敷広げている印象もありましたが、

現SBIホールディングス社長の北尾氏のインタビューによると

経営の計画はかなり緻密にされているようです。

（当たり前といえば当たり前でしょうが。）

 

 

「世の中・人のために役に立つビジネスをする」「正義を貫く」のが孫正義氏のポリシー。

本人曰く、名前から言って「正義」でしょ、と。

 

 

この人は全てのことに徹底しています。ブレが無い。

読んでいる自分が本当に恥ずかしくなるくらいに。

 

 

 

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