ご人材から「仕事においてスピードと質のどっちを優先すべきか」というお仕事の悩みをご相談されるケースがあります。
今回は、コンサルティングファームのパートナーの一意見ではありますが、その質問に対する答えをご紹介します。
スピードが上がると量が増え、質も上がるという仕組み
先日、とあるビジネスファームへ転職のサポートをさせていただいたAさんとランチさせて頂きました。
私:「ご入社後いかがですか?」
Aさん:「風通しも良くて、良い人が多いですね。良い会社を紹介して頂きありがとうございます。お陰様で予想以上にアウトプットできていて、先日もPartner(役員)から褒められました。現在のプロジェクトではPMを任されていますし。」
私:「それは凄いですね。Aさんは前職でもコンサルティングの仕事をされていましたが、現職のコンサルティング領域は異なりますよね。どのような工夫をされたのですか?」
Aさん:「褒めて頂いたPartnerから仕事、特にコンサルタントは、質よりも量よりもスピードと言われたのですが、それが非常に腹落ちし実践しています。」
「質」や「正確性」を追い詰めすぎると、量がこなせないので結果的に質が向上しない
私:「あ、何か聞いたことありますね。もう少し詳しく教えて頂けますか?」
Aさん:「スピードが早ければ早いほど量をこなせます。量をこなせるようになると経験値が増えて質が上がります。正確性や質を追い求める過ぎると量をこなせないので結果的に質は向上しません。スピードを重視することにより高速でPDCAを回せるので結果的に質も向上します。
具体例としては、私は新規ビジネス系のプロジェクトを担当しているのですが、 新規ビジネスの支援はスピードが重要なのでこの考えは非常に役に立っています。」
私:「なるほど。それは非常に合理的ですね。」
Aさん:「あ、でも個人的には量も意識してこなしています。入社してからは基本的に朝5時には出社していますよ。」
私:「・・・(汗)。」
ということで、仕事はスピード>量>質だそうです。私は朝の5時から仕事は無理ですが、勉強になりました。
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今回は、「仕事においてスピード、量、質どれを優先すべきか」についてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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