内定辞退は取り消し可能?辞退しない方法も解説

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こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
 
既に最終選考を受けた後、どうしても現職に一定期間以上ととまらざるを得ない状況に陥ったとします。
 
「まだ応募書類を出していない」段階であれば、転職活動をいったんストップして、現職の状況が変わり次第改めて活動を開始することも可能です。
 
しかし既に選考が始まっている場合には、いくつか注意点を押さえて行動しなければなりません。
 
場合によっては「選考を辞退しなくては」と考える人もいるかもしれませんが、内定辞退はあくまで最終手段です。
 
今回は極力内定辞退を避けつつ、内定辞退してしまった後に取り消したくなった場合、不利にならないためのポイントを解説します。

【目次】

  1. やむを得ない事情であれば選考を辞退せず状況を伝える
  2. 内定辞退をする場合は長期的な視野と誠意が大切

やむを得ない事情であれば選考を辞退せず状況を伝える

例えば現在担当しているプロジェクトが炎上してしまい、この先の状況が見えなくなってしまったとします。
 
その状況下で内定を貰った場合、すぐに辞退してはいけません。
まずは現状を報告した上で1~2週間ほど時間を貰いましょう
 
やむを得ない事情であれば、包み隠さず伝えた方が先方からの理解を得やすいはずです。
正直に伝えることで、一度は期限を引き延ばせる可能性が高まります。
 
猶予期間が終わる数日前になったら、そのタイミングで改めて状況を報告しましょう。

内定辞退をする場合は長期的な視野と誠意が大切

もちろん応募している企業の志望度などによっても辞退する・しないの意思は変わってくると思います。
 
「第一志望以外の内定しか貰えなかったので辞退してもいい」
「炎上案件に長期で取り組むため、やむを得ず辞退しなければならない」
「辞退以外の選択肢を考えたが、辞退して直近の問題をしっかり解決し、改めて転職活動をした方が良い」
 
上記のように思い至った場合でも、辞退の伝え方には注意が必要です。
 
辞退すること自体は簡単で、一瞬の出来事で終わってしまいます。
しかし理想のキャリアを築く上では、目の前の課題にも、長期的な視野を持って取り組まなければなりません。
 
目先の事情にとらわれて辞退してしまうと、数年後に「やはりあの企業に入っておけば良かった」と後悔する可能性が高いです。
 
また内定をくれた面接官・採用担当者などと、一緒にプロジェクトを進めるケースもあるかもしれません。

もし誠意のない辞退の仕方をしてしまうと、先方の頭にはあなたの悪い印象が残ってしまいます。
 
将来的にプロジェクトで一緒になり、
「以前連絡が取れなくなった○○さん」
「変な辞退の仕方をした○○さん」
と思われてしまうと、仕事の成果に悪い影響が出てしまいかねません。
 
したがって、選考の辞退の仕方についても甘く考えずに誠意を持って対応することが大切です。

実はいったん内定辞退したとしても、誠意ある態度を見せていれば、後日辞退を取り消して入社できるケースもあります。

もちろん100%うまくいくとは限りません。
しかし相手を納得させられる理由を説明し、「やはり御社で働きたいと思い直しました」と熱心にアピールすれば不可能ではないのです。

内定辞退後に少しでも後悔の念がわき起こった場合は、なるべく早めに採用担当者に連絡し、丁重にお詫びしましょう。
そして「どうしても御社で働きたいので、再度選考を検討してもらいたい」と熱意をアピールします。

やむを得ず内定辞退をする場合や、内定辞退を取り消したい場合は、以下の記事を参照して転職エージェントも活用しながら誠意ある態度で臨んでください。
 
【転職事例】「内定辞退(現職残留)」した後、「再び同社の内定獲得」できた理由
https://www.axc.ne.jp/column/2015/0317/549.html
内定辞退の仕方でキャリアが変わる?
https://www.axc.ne.jp/careertips/2013/1005/2089.html
 
今回は「内定辞退する」と簡単に判断せず、辞退する場合も慎重に行動することの大切さをお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。

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