こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
中途採用の場合、基本的には即戦力を期待されているケースが多いもの。
ポテンシャル重視の採用でも、完全な未経験よりかは少しでも期待される仕事に近い業務を経験している方が有利です。
まずは即戦力、もしくは即戦力性が高いと思われるような職務経歴書を作れるかが内定獲得のポイントとなります。
しかし実際は「これまでの経験を時系列に並べて記載しているだけで、書類から何も伝わってこない」という方が非常に多いです。
【目次】
中途採用で即戦力をアピールするためのヒントは求人票
職務経歴書の書き方は少し工夫するだけで、だいぶ見え方の印象が変わってきます。
即戦力性が高いと思われる経験のヒントとなるキーワードは、求人票の応募要件や募集中のポジションの職務内容欄に書いてあります。
応募要件や職務内容欄の中にこれまで経験してきた業務があれば、必ず職務経歴書に記載しましょう。
自身の強みとしてアピールできることがあれば、その部分を他より厚めに書くことで即戦力になり得ることを強調します。
逆に求められていない経験についてはあまり詳しく書く必要はないので、強弱をつけて書くのがベターです。
即戦力にふさわしい資格と成果を詳しく記載
求められる資格を持っているのであれば、当然職務経歴書に記載します。
また「該当する資格を取得予定で現在勉強中」という方でも、記載しないよりかは記載しておいた方が良いでしょう。
まだ該当資格を持っていないとしても、業務遂行のために勉強する意欲があることをアピールします。
即戦力になる人は成長意欲があるため、資格取得に向けて努力していることもしっかり伝えることが大切です。
「一定の知識がある」「その分野に興味がある」と捉えてもらえることもあり、ポテンシャル採用などでは有効なこともあります。即戦力にふさわしい資格を持っていること、勉強意欲があることは必ず伝えたいポイントです。
それ以外でもこれまでやってきた業務だけではなく、仕事に対する取り組み方や求められるマインド面について記載されているケースもあります。
その場合も同様ですが、これまでやってきた業務の内容・自分の役割・成果のみをただ並べて記載するのではありません。
自分の仕事に対する取り組み方や業務の課題をどう乗り越えてきたかも、具体的に記載しておきましょう。
理由は、業務に向き合う姿勢・困難の乗り越え方・成果の出し方をしっかり伝えれば、採用担当者が自社の業務でも成果を出せる人材か判断しやすくなるためです。
経験を伝えるだけでなく、経験から何を学んだか、どのようなスキルを手に入れたか伝えます。具体的なエピソードがあれば、聞き手の印象に残る説明ができるはずです。
また成果や勤務年数は数字を使って定量的に示し、客観的に事実を伝えましょう。具体的な数字と客観性が、成果の裏付けとなり、実績への信頼性が高まります。
転職活動で即戦力をアピールするならキーワードをまとめる
まずは求人票や企業の公式サイトを確認し、くり返し登場する重要なキーワードをメモしましょう。
理念をうまく読み取った後は、応募要件や職務内容と自身の経験を絡めつつ、企業の理念に合った貢献ができる人材として職務経歴書を作成してみてください。
理念をうまく読み取った後は、応募要件や職務内容と自身の経験を絡めつつ、企業の理念に合った貢献ができる人材として職務経歴書を作成してみてください。
以上の内容を参考にして、理想の企業からの内定を勝ち取り、転職活動を成功させましょう。
また転職エージェントのサポートを利用すれば、即戦力のある人材として評価されるための職務経歴書作成・面接対策が効率的に行えます。
弊社にも、ぜひお気軽にご相談ください。
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今回は、転職で即戦力をアピールする場合のポイントをお伝えしました。
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