転職活動で「応募しすぎた」とならない企業数

皆様こんにちは。
アクシスコンサルティングの福原です。

現在の転職マーケットは、転職希望者側に有利な売り手市場で、2022年9月の求人倍率は2.11倍を超えています。

参考：転職求人倍率レポート

自身でコントロールができない景況感が追い風である今は、転職活動をスタートするには絶好のタイミングです。

しかしやみくもに多くの企業に応募すると、転職活動の総合的な質が下がり、理想の企業に入社できなくなるリスクがあります。

では最適な応募企業数はどれくらいなのでしょうか。

【目次】

1. 転職で「応募しすぎた」とならないために
2. 転職活動の質が下がるため応募しすぎるのはNG
3. 転職活動で応募企業数に悩む人は転職エージェントを活用

転職で「応募しすぎた」とならないために

転職活動をスタートする際に候補者の方から、
「応募件数はどれくらいが最適か？」
「目安はあるか？」
という質問をよく頂きます。

応募企業数は①理想と②現実のバランスを考慮して決めるのがおすすめです。

具体的には、以下のポイントを意識してみてください。

①理想

内定を複数獲得し、現職を含めて冷静に比較の上、転職先を決定して頂きたいと思います。

仮に3社から内定を獲得しようと考えた場合、10社ほど応募できると理想的です。

スキルが不足している方や30歳後半～40歳以上といった年齢が高い方は書類選考が通らない可能性を考慮し、15社・20社など多めに設定しましょう。

現在は売り手市場のマーケットですが、各社の採用意欲は高いものの、採用ハードル自体を低くしている企業はほとんどありません。
書類選考・面接の通過率にもよりますが、無理のない範囲で、できるだけ幅広い求人にエントリーされることをおすすめします。

ただし現在と同じ業界・職種の企業に応募する場合は、即戦力として採用される可能性が高いです。そのため応募企業を10社以内に抑えても、スムーズに内定を得られる可能性があります。
まずは数社に絞り込み、選考状況に応じて新規の求人を追加していきましょう。

②現実

なるべく多くの企業に応募できれば理想的ですが、
「現職が忙しい」
「都心から離れた場所でプロジェクトに入っている」
など、現実的には多くの企業に応募するのが難しい方も多いかと思います。

その場合には、応募企業を「第1志望グループ」「第2志望グループ」と数社ごとにグループ化しましょう。

グループ化した上で、志望度が高いグループから応募していきます。
第1志望グループの選考結果に納得がいかない場合、順次第2志望グループに応募するのです。

先に応募したグループの結果が出る前に第2志望グループの応募が締め切られる可能性もあります。そのため第2志望グループには随時新規の優良求人を組み込んでいくことで、常に手持ちのコマを絶やさないようにしましょう。

このようにグループ単位で応募すれば、無理なく転職活動を進めて頂けるかと思います。

転職活動の質が下がるため応募しすぎるのはNG

企業ごとの雰囲気は選考を受けなければ把握できません。したがって、社風を確認する目的で試しに応募してみるのもおすすめです。

しかし月30～50社はあまりに多く、良い結果を出せる可能性が下がります。現職がある方は複数社の面接の日程がかぶり、スケジュールがハードになってしまいます。

また1つひとつの求人への対応がおろそかになり、十分な企業研究や面接対策ができず、最悪の場合全社で不採用になるかもしれません。

本当に入社したいと思える企業を10社、多い場合でも20社前後に絞ることで、1社への対策をしっかり行えます。

量は確かに大事ですが、企業自体の質を重視することで、転職活動の質も維持しましょう。

転職活動で応募企業数に悩む人は転職エージェントを活用

もし応募企業数について悩みがある方、スケジュール調整がうまくいかない方は、ぜひ転職エージェントにご相談ください。

転職エージェントのアドバイザーは、企業と候補者の理想のマッチングを実現させるのが仕事です。担当者として非公開求人を厳選して紹介したり、面接や書類選考の対策を行ったりして、転職活動をバックアップします。

スケジュール調整もエージェントが行うため、候補者は応募数をやみくもに増やさず、転職活動の質を確保できるのです。

弊社も第三者として年収やスキル面を考慮しつつ、皆様それぞれのご事情に合わせて、本当にマッチする企業を厳選いたします。

中には1社に的を絞って活動し、見事内定を獲得し、ご入社された方のケースもございます。

「転職活動をしたいけれど、時間が作りにくい」という方も、ご相談を頂ければ最善策を案内することが可能です。

無理なく効果的な転職活動ができるようサポートさせて頂きます。何かございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください。

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＞転職に関する記事

スケジュールを制するものが、転職活動を制す。
https://www.axc.ne.jp/ccc-job-change-plan

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今回は、転職活動で応募するのに適した企業数についてお伝えしました。

キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。