「ヘッドハンティングされた」は転職理由にならない

こんにちは。キャリアコンサルタントの最上裕司です。

日頃の面談の中で過去の転職理由について質問すると、

・「ヘッドハンティングされたんです」
・「現職の代表に直接お声掛けいただきまして…」

といったお話しを「どやぁ!」とばかりにされる方がいらっしゃいます。

確かに、自ら能動的に転職活動をしたのではなく、必要とされて、お声掛けいただいて、ということで誇りたくなる気持ちも分かりますが、実はこうした理由は「転職理由」にはなってませんので要注意です。

あくまで「きっかけ」に過ぎません。仮に「ヘッドハンティングされた」という理由でホイホイ動かれては、採用する企業としてはリスクでしかありません。

ヘッドハンティングされた、現職代表に直接お声掛けいただいた、というのは良いことだと思いますが、それをきっかけにして、「転職するべきかどうか」ということについてしっかり考え、判断したはずです。

転職理由とはその「判断をした理由」です。

業務内容かも知れませんし、タイトルやロールかも知れませんし、給与かも知れません。

声を掛けられたから動いた、では受動的です。転職理由は、あくまで「自分の意志」をしっかり伝えましょう。

参考コラム:

【”ヘッドハンティング”でのコンサルタント転職成功事例】声をかけられた”理由”や”面接内容”に迫る

面接と何が違う?「カジュアル面談」とは。【メリット・服装・内容まで】

事実上、カジュアル面談は存在しない?

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今回は、「ヘッドハンティング」の転職理由についてお伝えしました。

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