こんにちは。
コンサルタントの稲橋です。
転職活動を始めた後、転職エージェントや転職サイトに登録する方は多いと思います。
エージェントから色々と企業を紹介されたり、転職サイトからは希望する条件などを基に様々な企業の情報やスカウトが来たりするのではないでしょうか。
しかし情報が多すぎると、どれが自分にとって必要な情報か分からず、取捨選択のために無駄な時間がかかってしまうものです。
今回は、コンサルの情報収集方法を参考に、リサーチのコツを解説します。
【目次】
コンサルは情報収集の際、情報をうのみにせず一度は自分で考える
論理的思考が必要なコンサルは、情報収集の際、まず自分で仮説を立ててから情報収集します。
そもそも何のための情報収集なのか、目的をはっきりさせて、いつまでに何が必要なのか把握した上で調査するのです。
やみくもに収集するのではなく、まずは仮説を立てて、次に仮説に基づいた信頼できる一次資料だけにアプローチしていきます。
転職活動中の方は企業の評判について、あらゆる口コミサイトを参照するのではないでしょうか。
しかしインターネット上には情報が溢れており、実際にその企業で働いている人の口コミではない、信ぴょう性に欠ける情報もまぎれているものです。
あらかじめ自分の仮説を立てて、一次資料に基づいた情報の知識があれば、「この情報は正しくないな」と判断できるようになります。
必ず情報の出どころを把握して、出どころの信頼性を検証し、正確な情報だけを参照しましょう。
企業の情報収集方法は公式ページやオフラインを活用&社会情勢は大手情報サイトがおすすめ
企業の情報については我々のようなエージェントに聞くのが1つの方法としてありますが、もちろん自身で情報収集する方法はたくさんあります。
その企業のホームページを見るというのは当然ですが、Googleアラートを使って該当する企業のニュースを入手する、Facebookの企業ページをフォローする…といった手段が挙げられると思います。
例えばFacebookの企業ページでは、
・キャリアセミナー、選考会のお知らせ
・その会社が求める人材像
といった採用に関する情報を発信していることが多いです。
他にも、
・ビジネス雑誌やメディアへの社員インタビュー記事
・会社や社員が出版した書籍の紹介
・社内イベントの様子
など、その会社のHOTなニュースや社風が分かるような情報を発信している企業も多数あります。
上記はネットが中心の情報収集方法ですが、オフラインでの情報収集も可能です。
気になる企業に友人や知人がいる場合、その会社の社員の生の声を聞いてみるのも参考になると思います。
社会情勢や志望業界の動向は「日経ビジネスオンライン」「東洋経済オンライン」など、コンサルも活用する情報収集サイトで、最新データを収集するのがおすすめです。
また入手した情報は限られた情報であり、バイアスのかかった見方もあるかもしれません。
上記の注意点を意識しつつ、日頃から様々な角度から情報を収集しておくことは、転職先の企業を決める上で役に立つ可能性がありますよ。
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>転職に関する記事
志望企業の社風に触れる
https://www.axc.ne.jp/careertips/2014/0914/2343.html
LVMHとユニクロ販売員の違いから学ぶ「課題設定の重要性」
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/lugoal
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今回は企業に関する情報収集のポイントについてお伝えしました。
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