皆さんこんにちは。
アクシスコンサルティングの福原です。
寒さもやっと落ち着き、春らしい陽気になってきましたね。
ゴールデンウィークも近づき、今年ももうじき行楽シーズンがやってきます。
連休のご予定はお決まりですか?
さて、本日は転職時の引き継ぎについてお話します。
転職活動を経て、志望する企業への入社が決まることは、大変喜ばしいことです。
私も転職支援をする中で、対面・電話・メールなど、候補者の方と数多く接点を持たせて頂きます。
年単位のお付き合いの方も多くいらっしゃるため、
志望企業への入社が決まった際には声を出して喜ぶこともしばしば。
しかし、そんな候補者の方にお願いをしていることが一つあります。
それは、“誠心誠意の引き継ぎ”です。
「そんなこと言われなくてもわかっている!」という方も多いことと思います。
しかし、転職が決まると当然気持ちの大部分は新天地への期待や不安で占められます。
気を引き締めていても、現職の引き継ぎに100%のエネルギーを投入できないことが少なくありません。
そこで、転職が決まった方には、引き継ぎに向けての心構えをお伝えさせて頂いています。
もちろん、これには現職とのトラブルによって新天地でのスタートに
影響が出ないようにする意味もあります。
そのためのポイントについては、過去の様々な事例に基づいたナレッジを
しっかりとお伝えさせて頂いています。
しかし、本意としてはそれ以上に、現職の方との“縁”を大切にして欲しいと思っています。
それは、転職後も繋がりの濃い方との縁は続いていくものですし、
この“縁”は大きな財産だと思うからです。
私自身、転職をした際には当時の上司や周りの方に大変お世話になりましたし、
転職後もプライベートを含めて私の人生に良い影響を与えてくれている方がたくさんいます。
貴重な縁を守るためにも、是非、引き継ぎは誠心誠意取り組んでください。
もちろん、長く引き継ぎ期間をもうければ良いというものではありません。
限られた期間であっても、その中で精一杯の引き継ぎをする様子は、
多くの方が見てくれています。
そして、そのような方々とは、その後も繋がりは続いていくものです。
転職支援をさせて頂いた方の中では、有給の取得よりも引き継ぎを優先し、
結果として退職直前のタイミングで億単位の新規受注を獲得し、退職された方がいらっしゃいます。
タイトなスケジュールであったため、既存業務の引き継ぎだけでも大変なはずでしたが、
このエピソードを聞き、『縁は自ら切ってはいけない』ということの大切さを改めて教えて頂きました。
自身の目指すキャリアに向けて転職をすることは素晴らしいことです。
その一方で、誠心誠意の引き継ぎをすることを、是非お忘れのないようお気を付けください。
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