こんにちは。
アクシスコンサルティングの福原です。
先日、アクセンチュア社ファーストリテイリング社の協業が発表されました。
直近のコンサルティング業界ニュースの中でも、大きなトピックですね。
さて、この協業はアクセンチュア社が持つ先進技術の活用により、ファーストリテイリング社における実店舗とデジタル店舗の境界線をなくし、消費者に快適な買い物体験を提供することを目指すものです。
このように、大手企業同士の協業は他にも見られます。
6月25日には、トヨタIT開発センターと富士通が自動車のセキュリティー強化の
技術革新に向けて協業を発表しています。
それでは、なぜ他社と協業の道を選ぶのか。
これは、自社のみでの研究開発の『限界』を意味しています。
先月、シリコンバレーの視察研修に参加した際、スタンフォード大学の教授にお話を伺ったところ。
シリコンバレーがIT企業のメッカにまで成長した要因は“オープンイノベーション”にあるとのことでした。
シリコンバレーがIT企業のメッカにまで成長した要因は“オープンイノベーション”にあるとのことでした。
というのも、1980年~1990年頃のシリコンバレーは、製造業向けの技術で日本に大敗していました。
そこで、生き残る術として選んだのが“オープンイノベーション”でした。
各社が技術を持ち寄り、IT領域の技術革新に突き進んだ結果、シリコンバレーはIT企業のメッカにまで成長を遂げたのです。
もちろん、協業は自社の技術を他者に明かすことになるため、技術漏洩のリスクもあります。
しかし先程も触れたように、現在の技術革新のスピードの速さは、もはや一企業のリソースで対応できる範囲を超えています。
シリコンバレーの例に見るように、日本企業の今後の成長の鍵は、足りないリソースをお互いに補い合う“オープンイノベーション”の促進ではないでしょうか。
今後も各社の協業事情が見逃せません!
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