コンサルティングファームが求める論理的思考力の土台・地頭力とは

【目次】

  1. コンサルタントには論理的思考力と地頭力が必要
  2. 地頭力とは何でしょうか?
  3. 論理的思考力・地頭力に加えて相手に理解させるコミュニケーション力も大切!

コンサルタントには論理的思考力と地頭力が必要

コンサルタントとしての素養の最たるものは論理的思考力です。クライアント企業の抱える課題に対し、課題抽出・現状分析し結論を導き出すためには当然必要な要素といえます。

この論理的思考力とリンクしたキーワードでよく挙げられるものに『地頭力』があります。書籍・雑誌のみならず、テレビ番組でも取り上げられ、昨今一般化したキーワードですが、この『地頭力』はコンサルタントとして業界で活躍する上で必ず求められます。

地頭力とは何でしょうか?

論理的思考力を鍛えるうえで必須の「地頭力」とは何でしょうか。

あえて定義づけるとすれば、これまで培ってきた知識や過去の経験だけにとらわれず、物事を筋道立てて考え、そのプロセスを整理し、誰もが納得できる解答を導き出す能力を指すことばです。

書籍『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』(東洋経済新報社)が出版された2007年以降徐々に広まり、浸透していきました。

その地頭力を確かめるための手段として、主に戦略ファームの面接では『ケースインタビュー』が多数用いられます。たとえば、、、</p

  • 「スターバックスの売上を上げるにはどうしたらよいか?」
  • 「国内旅行者を増やすにはどうしたらよいか?」
  • 「オリンピックのメダル数を上げるには?」
  • 「ニューヨークのマンホールの数は?」 

などの問題がその例です。こうした問題を解決するためには、先に挙げた論理的思考力と合わせて、地頭を活かした柔軟な発想も必要かもしれません。

論理的思考力・地頭力に加えて相手に理解させるコミュニケーション力も大切!

コンサル志望者が論理的思考力・地頭力を鍛えることは必須ですが、忘れてはならないのが『コミュニケーション力』の向上です。単に地頭良く、論理的思考力だけ備わっていても、コンサルティングを実施するのは困難です。なぜならば、コンサルティングサービスを提供するには、必ずクライアントという『相手』がいます。

導き出した結論をクライアントへ伝え、理解を得てはじめてコンサルティングといえます。そのため、コミュニケーション力も必須でしょう。これら2本柱のほかに、グローバル化の中で必要な『語学力』やクライアントや周囲の発言意図を汲み取る『傾聴力』、何が課題かを理解する『課題認識力』、結論付けた内容を文書化する『ドキュメンテーション力』なども必要な要素です。

これらの基礎要素を前提として、中途採用の場合には、特定業界・業務の知識・経験など、各々の専門性が付加されてくるのです。

鍛えるべきスキルが幅広いとはいえ、土台となる力さえ身に付ければ、残りはスムーズに培われていきます。まずは地頭力を鍛え、ロジカルシンキングの能力を養いつつ、上司や同僚、取引先とのコミュニケーションにも磨きをかけていきましょう。

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MECEを具体例で学ぶ!コンサルでの仕事に欠かせないMECEとは?
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今回は、コンサルティングファームで求められる地頭力と、付随して必要なスキルに関する情報を紹介しました。

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