タタ、ジャガー・ランドローバーの再建：ローランドベルガーとKPMGが支援

インド国内で22万円の車「ナノ」を発売したタタ・モーターズ。
ナノは初回販売10万台に対して20万件以上の申し込みがあるほどのフィーバー（古い！）ぶりです。
テレビでみましたが、村にナノがやってきたとお祭り騒ぎですね。
日本でいうと戦後TVが街頭から家庭に来た時も同じような状況だったのかもしれません。



車が22万円！安いですね。
ただインドの平均所得に換算すると日本の感覚値で1000万円以上
になるそうなのでやはり車は高級品。
インドは自動車普及率は千世帯あたり15台弱、中国は30台弱なので、
インドマーケットは圧倒的なポテンシャルがあります。
ちなみに日本は保有台数、前年比マイナスになっています・・・。
インドでは車はスズキというほどスズキ（の子会社）がシェアを獲っていますが、
今後、スズキはどのような戦略を描くのでしょうか？

タタ・モータズは2008年にフォード・モーターからジャガーとランドローバーを買収しています。実はこれが売上低迷、2009年3月期決算で赤字の一因に。
そこで自動車業界および再生系に強みを持つローランドベルガーと会計系のKPMGを選定し、コスト削減とキャッシュフローの改善のアドバイスを受けるとの事です。

10億人の人口を抱えるインドですが年齢構成比も若年層が多く、
まだまだ人口は増えるそうです。（＝マーケットの成長性も）
恐るべしインドパワー。

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