今朝の日経新聞に、
『日本企業の研究開発、積極投資』の記事がありました。
同新聞調査によると、世界的な景気後退で、
売上高が落ち込む中、研究開発は積極姿勢を維持との
結果が出たそうです。
主要253社が計画する2009年度の研究開発費は
前年度比6.5%減の10兆9551億円と10年ぶりに減少に転じましたが、
研究開発費の売上高比率は4.3%と8年ぶりに高水準
になったそうです。
業種別の研究開発費の売上高比率をみると、
1位:食品・医薬品・バイオ関連が8.3%
2位:IT関連が5.4%
3位:素材関連が3.5%
4位:自動車・自動車部品関連が2.8%
となっています。
研究開発の主たる目的としては、
環境・エネルギーなどの技術開発に投資して、業績回復(コスト削減)
を狙うとのことです。
また、積極投資のなかで各社が最も意識しているので
『研究開発のスピードアップ』をあげた企業が大半だそうです。
景気後退をターニングポイントとして、
研究開発のあり方も、より現実的、効率的なものに
見直されてきていることを感じました。