IBMが「Oracleからの移行支援サービスオフィス」を設立

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こんにちは。

先日、日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、IBM)は、

Oracle Databaseから

同社のデータベース管理ソフト「DB2」への移行を支援する

「Oracleからの移行支援サービスオフィス」を

設立すると発表しました。

Oracleからの移行支援サービスオフィスは、

Oracle Database利用者、

およびOracle Databaseの新規導入・バージョンアップを

検討する企業を対象に、IBMサーバーとDB2に移行することで

得られるコストメリットなどを試算するサービスです。

移行費用の試算のほか、ライセンス料・保守料の効果、ストレージコスト

削減効果などが提供されるそうです。

同社では、11月末までに申し込んだ企業に対し、移行に関する診断サービスを

無償提供する。なお、無償サービスのほか、詳細な診断・レポートサービス、

DB2への移行サービスとプログラム変換サービスなどを

有償サービスとして提供するそうです。

IBMの関係者は、Oracle がアプリケーション業界トップの

SAPに対抗しようと同分野に注力し過ぎており、同社から

顧客を奪うのに最適の時だと述べています。

この従業員によると、IBM は Oracleの注目がアプリケーション事業に

移っている機を突き、Oracleの『10g』グリッド技術に攻撃の

照準を定めるそうです。

なぜなら、10g を使った場合、Oracle 製品を購入し続けねばならない欠点があり、

それを説明すれば顧客が同技術に興味を失うはずだからとのことです。


この話しに関わらず、どの業界も競合がひしめき合い、ライバル企業というのは

あると思いますが、ここまであからさまにライバル企業を意識したプロジェクトは

さすが、外資系という感じがしました。

今後の両社の動きに注目していきたいと思います。


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