GWの経済効果と5月危機

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「さぁ、これから連休だ!」ヽ(´ー`)ノ
…と喜び勇んで5/2(土)を迎えたらニュースで
「GWも後半に差し掛かり…」
というコメントを聞いて切なくなった最上@GWは暦通り です。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私のNTTデータ時代の後輩は16連休を取得したそうです。
4/25から休み始めて今日出社です。
彼がキチンと社会復帰しているのか、心配です。
かくいう私もNTTデータ時代であれば、きっと4/30・5/1か、または5/7・8のいずれか休んで連休をつなげたことでしょう。素敵な会社です。

一方で、NTTデータの地銀共同センターのプロジェクトに携わっている方々をはじめ、GWこそが普段止められないシステムに手を加えるチャンス、とばかりに「GW?何?それうまいの?」とばかりにマシン室にこもられた方も多いかも知れません。


さて、そんなGWですが、2000億以上の経済効果があると言われています。今年は高速道路料金の値下げ効果もあり、各地で大渋滞が起きるほどの人出でしたから、やはりそれなりに消費を喚起し、経済効果もあったのでは、と想像しています。よもやの時期に新型インフルエンザにより水を差された感もなきにしもあらず、ですが、予想よりは海外旅行キャンセルも多くはなかったとのこと。

これを機に景気回復、求人復活、転職マーケット活況!なんてことになって欲しいものですが、転職マーケットは相変わらず厳しい環境にさらされています。求人数激減、求職者数激増、倍率高騰。
とはいえ、GW明けに新たな求人を出す企業もあり、これは好転の兆しか!?と期待もしてしまいます。

ところが。

5月病ならぬ、5月危機という恐ろしいイベントが訪れてしまいます。
3月期決算の企業の決算発表がぼちぼち始まります。この決算発表により、巨額の赤字、減益といった発表が多々出ることが予想されますが、これにより、株安や企業の信用力低下、格付けダウンが増えるでしょう。結果、金融機関が資金を貸し渋り、企業の資金調達難を招き、更なる倒産を喚起してしまう、これが5月危機の概要。
こうなると、せっかくGWで回復した平均株価が再び下がり、8000円台に再び突入、なんてことも考えられ、景気回復どころか、更なる悪化、なんて事態を招く可能性もあるわけです。


…とってもネガティブなコラムになってしまいました。

転職を前向きにお考えの方は、5月危機による更なる求職者増に巻き込まれないうちに動いてしまう、というのも手かも知れません。



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