緊急地震速報が作動!

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8月11日午前5時7分。
耳元を騒がせるけたたましいサイレン音。
携帯が鳴っている。でも目覚まし音とは違うし、メールとも違う。

「緊急地震速報 静岡沖で地震発生。強い揺れに備えて下さい(気象庁)」


「ああ、そうか、緊急地震速報か…」

寝ぼけていたこともあり、状況をうまく把握しないまま、数秒後、
マンション全体がミシミシ言うような揺れ。
TVをつけたら静岡で震度6弱。結構でかい。


        ◆


奇しくも7月28日のブログで地震をテーマにした後の、一昨日8月9日夜、
東海道沖でM6.9の地震発生。そして今度は駿河湾でM6.6の地震。

何だか嫌な感じです。


地震が起こると、初期微動(P波)と主要動(S波)が同時に発生します。
初期微動は最初の小さな揺れ、主要動はその名の通り主要な、大きな揺れです。

P波は進行方向に対して並行の波、S波は進行方向に対して垂直の波ですが、
P波の方がS波よりも進む速度が速いのが特徴。
P波は毎秒7km、S波は毎秒4kmと言われています。

この速度差を計算し、P波をキャッチしてからS波が来るまでの間に
注意を喚起する、というのが緊急地震速報です。


震源地が遠ければ遠いほど、P波とS波の時間差が広がるため、
時間に余裕が生まれますが、とはいえせいぜい十数秒。
P波キャッチ後、即座に震源地やマグニチュードを計算して、
ネットワークを通じて配信するので、さらにタイムラグが少なくなります。

避難する、というよりはせいぜいガスを消すとか、そのぐらいでしょう。
エレベーターや新幹線などはこれを検知すると自動的に最寄り階に停まったり、
緊急停止したりするので、被害を抑える工夫にはなっています。


ともあれ。

今日は多分10秒ぐらいのタイムラグがあったと思うのですが、
メールを見て「地震来るんだ~」ぐらいにしか思わず、まさに危機意識ゼロ。

そもそも緊急地震速報でメールが届くということは、それなりにでかい地震が
来るよ、ということなので、これを機会に我が家の防災体制や、
緊急地震速報が来た時の初動など、少し改める必要があるかも知れません。



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