グローバルに開かれたキャリア
アビームコンサルティングでは、グローバルで約4,717人の人員(2017年4月時点)を、2020年に7,000人以上に拡大し、また日本に籍をおくコンサルタントのうち1,000名が海外で活躍する体制を整える成長戦略を敷いています。
実際、2015年4月~2016年3月末の1年間に渡航し、海外で仕事をした人数は延べ1,500名。延べ人数ではありますが、ABeam Japanの従業員数が2,800名ですから、現時点で、海外で働く機会はとてもたくさんあるといえます。
参考:「アビームコンサルティング採用パンフレット」 p1,8 http://jp.abeam.com/recruit/pdf/CompanyProfile_pc.pdf
プロジェクトベース以外にも、アビームコンサルティングにはGTA(Global Training Assignment)制度というグローバルトレーニング制度があります。若手社員を中心にアビームコンサルティングのグローバルオフィスへ派遣し、現地メンバーとしてコンサルティング経験を積むことができます。
この制度では数十人~数百人の応募から選ばれ、アメリカ、インドネシア、タイ、シンガポール、上海などのグローバルオフィスに渡航します。
アビームコンサルティングのキャリアパス
アビームコンサルティングでは、コンサルタント職とスペシャリスト職にキャリアが分かれており、それぞれキャリアパスを次のように定めています。
コンサルタント職
- アナリスト
- コンサルタント
- シニアコンサルタント
- マネージャー
- シニアマネージャー
- プリンシパル/ダイレクター
スペシャリスト職
- スペシャリスト/ジュニアスペシャリスト
- シニアスペシャリスト
- エキスパート
- シニアエキスパート
- プリンシパル/ダイレクター
他コンサルティングファームでは、「パートナー」と呼ばれる階層が、「プリンシパル/ダイレクター」です。新卒社員はアナリストからスタート。中途社員はキャリアに合わせたポジションがアサインされます。
複合的におこなわれるコンサルタントの評価
コンサルタントの評価は業績評価と、能力評価の二つによっておこなわれます。
参考:「企業研究BOOK 2017 アビームコンサルティング」 p118 日経BPコンサルティング
業績評価
半期ごと(年二回)におこなわれます。コンサルタントが参画しているプロジェクト(クライアント・外部)への貢献度と、コンサルタントが所属している組織(内部)への貢献度の二軸で評価されます。
能力評価
年に一度おこなわれます。評価は、プロジェクトの上位者、カウンセラー、所属組織の上位者の三者で複合的におこなわれます。カウンセラーが入る点にアビームコンサルティングの特徴があります。
能力評価で上位ポジションの役割を担えると判断されると昇格となります。
充実した新入社員向け研修
アビームコンサルティングは人を育てる風土があると言われます。日系大手企業らしく、新入社員向けの研修が非常に充実しており、8割以上が社内でつくられます。
また、グローバルトレーニングと呼ばれる海外での合宿研修が用意されています。開催場所はアビームコンサルティングにとって重要な地域であるマレーシアで、日本からだけでなく海外拠点からもメンバーが参加する、多様性の高い研修となります。
参考:「企業研究BOOK 2017 アビームコンサルティング」 p152 日経BPコンサルティング
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今回の記事では、アビームコンサルティングのキャリアについてご紹介しました。
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