PwCコンサルティングの社風

PwCコンサルティング 合同会社とは、1849年設立のロンドンを本拠地とするプライスウォーターハウスクーパースの日本のメンバーファームであり、経営戦略の策定からその実行まで幅広くコンサルティングを行う総合系のファームです。現在は、東京都丸の内に本社を構えております。

また、PwCあらた有限責任監査法人やディールアドバイザリーを行うPwCアドバイザリー合同会社、税務を担当するPwC税理士法人などのパートナー企業と協業してクライアントの課題解決を行っております。

今回は、PwCコンサルティング 合同会社の「社風」についてお伝えいたします。

パートナーの裁量に依存しない、プロジェクトアサイン

よくコンサルティングファームですと、特定のパートナーに気に入られ、そのパートナーのプロジェクトにアサインされるということがあります。PwCコンサルティングはパートナーによるメンバーの囲い込みを原則禁止しています。

また、パートナー・ディレクタークラスには「他のチームへの貢献」が評価軸に入っています。「貢献」の幅はひろく、プロジェクトの獲得や他チームに自身のチームメンバーを出すことやプロジェクトのデリバリーに何かしら関わる、などなど。だからこそメンバーも他チームと働く機会もあり、会社として、全体のコラボレーションが可能です。グローバルも同様の仕組みなので、グローバルからの協力も得やすいそうです。

「組織力」の徹底

また「組織力」は徹底されており、年数回のワークショップを開催し、他の部門のパートナーの経験談をヒアリングする機会を設けるなど、全社でのコミュニケーションの活性化やPwCコンサルティングとして本当に必要な提供価値をディスカッションする仕組みもあるくらいです。

とある部門のシニアマネージャーから聞いたお話ですが、社員同士の信頼関係や依頼のしやすさ、PwCジャパンでの連携のしやすさは大手総合系ファームで一番ということです。実際に、外資系大手ファームより転職されマネージャー曰く「PwCコンサルティングに転職してからは、お互いを尊重して、いかに自分と周囲の力を掛け合わせられるかをすごく考えるようになりました。」との声もございます。

参考：【金融サービス事業部 インタビュー】PwCのインシュアランスチームが「保険業界のあらゆる課題を解決できる」理由に迫る
https://www.axc.ne.jp/media/companyinterview/pwcintvf

また、新卒のESや、中途採用でも、個のパフォーマンスや実績は大切ですが、いかにして組織とコラボレーショし、そのハブとなったかを伝えられた方が採用されるケースが多い印象です。

また、コンサル未経験から入社した中途社員にもコンサルいろはをしっかり身に付けられる研修も整備されています。独自のe-Learningシステム「LE Navi」があり様々な分野の知識吸収に一役買っているようです。

参考：https://www.pwc.com/jp/ja/careers/mid-career-d/recruiting-info/development.html

また、直近は実行支援面にも力を入れており、テクノロジー領域にスペシャリティを持つ方を積極的に採用しております。社内でもテクノロジー案件が増えていることから、組織内での活躍のフィールドも開きやすいようです。

チームでの組織的なセリング体制

PwCコンサルティングのセリングはパートナーの役割となっているため、マネージャーやシニアマネージャーのセリング責任はそこまで重くなく、デリバリーに注力することができます。また部門によっては、パートナー以下で組織的にチームセリングが出来る仕組みがあるそうです。PwCコンサルティング社は他ファームと比較しても「個」というより「組織」で品質の高いソリューションを提供するイメージでしょうか。

実際に、クライアント曰く、デロイト コンサルティング トーマツと採用においても比較されることが多いですが、デロイトの場合はインダストリー組織が強く、インダストリーコンサルが可能な限りあらゆるニーズに応えようとするのに対し、PwCコンサルティングは領域外のニーズに対して、他部署と協力して解決に向かう姿勢が感じられるそうです。

PwCコンサルティングの社風をもっと詳しく知りたい方は同社のインタビュー記事をご覧ください。

参考：PwCコンサルティング合同会社 インタビュー/Management Consulting ファイナンスチーム マネージャー 市川 貴亮 様
https://www.axc.ne.jp/introduction/interview/pwc/004/

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