ジェネラリストとスペシャリスト
マッキンゼーでは、大きく「ジェネラリスト」と「スペシャリスト」の2つのキャリアパスが用意されています。スペシャリストはさらに、「ビジネステクノロジー」と「マーケティング/オペレーション」に区分されます。
参考:http://www.mckinsey.com/global-locations/asia/japan/ja/careers-in-japan/roles
イメージ的にはジェネラリスト=一般的なコンサルタント職と捉える方が多いかと思いますが、マッキンゼーでは両社の境目はかなり曖昧のようです(ただし新卒学生はジェネラリストから入るケースが多いようです)。
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ジェネラリストのキャリアパス
新卒-2年未満はジェネラリストから
新卒、もしくは社会人経験2年未満の場合、ビジネスアナリスト職からスタートします。ここでコンサルタントとしての基礎を身に着け、アソシエイト、マネージャーとステップアップしていきます。
またマッキンゼーではビジネスアナリストに対する留学支援を積極的におこなっており、この時期に海外に留学してMBAを取得するメンバーも少なくないようです。
2年以上-MBAはアソシエイト、ジュニアアソシエイトから
もう少しビジネス経験がある場合はジュニアアソシエイトからになりますが、経験次第では始めからアソシエイトで採用されることもあるようです。
コンサルティング業界ではファームによってポジション名が微妙に異なるのでわかりにくいですが、マッキンゼーの場合、このアソシエイトが他社で言う「コンサルタント」ポジションと考えてよいかと思います。
マネジャーへの昇進とその後
アソシエイトの次はマネジャー→アソシエイトプリンシパル→プリンシパルと続きます。こちらも一概に比較できないのですが、他社で言うところの、マネジャー→シニアマネジャー→ディレクターというイメージです。
スペシャリストのキャリアパス
スペシャリストの場合も基本的にはジェネラリストと同様ですが「ビジネステクノロジー」と「マーケティング/オペレーション」の間で少し異なる点があります。
ビジネステクノロジーのキャリアパス
ビジネステクノロジーの場合は、ジェネラリストと同様です。ビジネスアナリスト、もしくはジュニアアソシエイトからのスタートし、マネジャー→アソシエイトプリンシパル→プリンシパルとステップアップしていきます。
マーケティング/オペレーション
マーケティング/オペレーションの場合は、ビジネスアナリスト職が存在しません。またビジネステクノロジーにおけるジュニアアソシエイトは、マーケティング/オペレーションでは「ジュニアスペシャリスト」になります。
そしてマネジャーではなく、「エキスパート」というポジションになり、その後も「シニアエキスパート」→「マスターエキスパート」となります。
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