今回は、日系大手製造業から外資系大手ITベンダーへの転職事例についてご紹介します。
※ご本人が書いて下さったレポートです
<プロフィール>
30代前半 男性:日系大手製造業/パートナーセールス(年収600万円)⇒外資系大手ITベンダー/パートナーセールス(年収900万円)
転職理由はズバリ年収UP!
Aさんは柔かいコミュニケーションで腰の低いタイプの30代前半の方。
初めてお会いした際、転職理由をお聞きしたところ「年収UPです」と即答。
Aさんのお人柄からは想像できない転職理由でしたので、正直驚いてしまいました。
よくよく話を聞いてみると、現職では実績を残しているものの年功序列で給与がなかなか上がっていかないのが不満との事。
問題は現在の年収だけでなく、年功序列の組織にもあるという事です。
お話をお伺いする中で「コンサルタントという仕事にも興味があるのですが……」とご希望がございました。
コンサルタントのポジションも無理ではないですが、年収UPが目的であれば、キャリアを変えない方が良い旨ご説明し、大手外資系企業を中心に幾つか提案させていただきました。
目的達成のための作戦
無事大手IT企業の書類選考が通過したところで、面接対策のミーティング。
実績はあるものの経験年数の短さをどのようにカバーするか? が最大のテーマでした。
一般的なアピールポイント、強みやキャリアのまとめ方もお話させていただきましたが、特に気をつけたのが論理的な話し方。
丁寧に伝えようとするあまり話が冗長になる傾向があった為、端的に結論から話しをするように打ち合わせをしました。
「ビジネスパーソンとしてのポテンシャルの高さを伝えられれば、経験値の部分はカバーできる」という作戦です。
エッ、いきなり内定ですか?
本番の面接では一次面接から役員含め3名ほど面接官が出てきて、様々な質問を受けたそうです。
Aさん曰く、
「打ち合わせ通りに、なるべく端的に、話が長くならいないよう回答しましたが、正直手ごたえは 分かりません……」
徹底的に準備をし、面接に臨まれましたので、後はもう一次面接通過の結果を待つしかありません。
ところが、数日後に企業から「内定です」との連絡がありました。
「エッ、いきなり内定ですか!?」
ベンチャー企業ならいざ知らず、誰もが知る大手外資IT企業で面接一回で内定が出たのです!
企業からのフィードバックは
「経験年数は懸念があるものの、話が論理的でポテンシャルを感じる。 今までの実績と地頭を評価した」との事。
事前の作戦が見事にはまりました!
年収も大幅にUPしてそもそもの転職目的も達成!
そして何よりビジネスリテラシーの高さが評価された点は、ご本人にとって大きな自信となったことでしょう。
今後のご活躍を祈願しております!!
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>ITベンダーへのキャリアに関する記事
ITベンダーに転職するコンサルタントのマネージャーやシニアマネージャーが増えている理由と、転職で有利に働くスキル
https://www.axc.ne.jp/column/media/careertips/itvendormsm
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今回は、日系大手製造業から外資系大手ITベンダーへの転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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