今回は、大手Sierから大手コンサルファームへの転職事例についてご紹介します。
※ご本人が書いて下さったレポートです
<プロフィール>
43歳 男性:大手Sier/PM(年収1,200万円)⇒大手コンサルティングファーム/PM(年収1,200万円)
Kさんは現在国内屈指のSierのエースクラスのPM。新卒から同社に入社し、社長賞や最優秀プロジェクトのPMなど輝かしい実績を誇っています。
ただ入社して20年。外の世界を知らない自分に不安を感じていました。
さらなる難易度を求めて
まだ暑い夏の午後にKさんと始めてお会いしました。
Kさん「本当に会社に不満は無いんですよ。でも、だんだん何かが物足りなくなってきて……もっと難易度の高い仕事がしたいんですよ」
二木 「そうですか。でもKさんの会社は業界でもトップクラスですよね。
それに今まで経験してきたプロジェクトの規模はとても大規模ですよね……」
Kさん「そうなんですよ。例えばコンサルティング業界だとどうでしょうか?
コンサルティングフェーズで仕事はしてきましたがこれがコンサルティングファームで通用するかを試してみたい思いもあります」
二木 「わかりました。コンサルティングファームを第一志望にしましょう。ただ他のSierも比較の意味でも応募してみてはどうでしょう?」
Kさん「わかりました。そうしましょう!!」
難航するコンサルファームへの転職活動の結果は!?
実際に応募するとSierやパッケージベンダーの書類選考は楽々と合格するのですが、 コンサルティングファームはなかなか書類選考を合格しません。
そしてコンサルティングファームの書類選考合格がないまま、Sierは最終面接になっていました。
ある日、トップクラスのコンサルティングファームから
「Kさんはまだ転職活動を続けていますか?」
という問い合わせがありました。
Kさんは既にこのファームから書類選考不合格の連絡がありました。
まだ続けている事をそのファームに伝えると「すぐに面接に来てほしい!」とのこと。
そして直ぐにKさんが面接に向かうとたった20分の面接で合格し、すぐに内定となりました。
最後の最後まで
Kさん「一度、断られたはずなのに、何故こうなったのでしょう?」
二木 「わかりませんが、ファームにKさんの事をご存知の方がいたのかもしれませんね」
Kさん「なんにしても良かったです! ファームに入社します!」
転職活動では最後の最後まで何が起こるかわかりません。
諦めずに頑張りましょう!!
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