今回は、ソフトウェア業界からWEB系業界への転職事例についてご紹介します。
※ご本人が書いて下さったレポートです
<プロフィール>
30代半ば 男性:ソフトウェア業界/SE(年収650万円)⇒WEB業界/SE(年収600万円)
常に技術者として
少数精鋭部隊を統括し、1つの製品を作り上げ、企業の看板商品の立役者となったSさん。10年のキャリアの節目に、転職活動をスタート。
当初、ご自身の技術に自信を持っていたため、技術力の高い会社、優秀なSEが集まる会社というのが転職活動でエントリーをする企業のポイントでした。
今まで自分が高めてきた技術以外でも、チャレンジする精神が豊富な方で、常に技術者として現場に携わっていたいという強い思いをお持ちでした。
転職活動の新しい軸
Sさんは面接対策などを行い、数社の企業で順調に活動を進めていらっしゃいました。
そんなある日、Sさんからお電話が……。
Sさん「ずっと技術、技術といい続けてきて、それは確かに重要なんですが、転職活動を進める上で後輩にその技術を伝播していく重要性に気がつきました」
とのこと。
どうやら、Z社の面接で面接官にそう言われ、転職活動に新しい軸が生まれてしまったようです。
新しい軸が生まれることは決して悪いことではありませんが、優先順位付けをしっかりしておかないと、最終的に苦しむのはSさんです。
私からは「では、もう一度、転職活動をスタートさせた頃に立ち戻ってみましょう。そこから本当の優先順位が見えてくるのではないでしょうか」
とアドバイスを行い、再度お会いすることになりました。
本当の転職理由
最終的にはZ社ではなくO社に決められたSさん。
転職活動を始めるきっかけとなったのは、実は後輩が育たない環境に嫌気がさしていたことが再面談で分かったのです。
よって、しっかりと社員を育てる風土や制度があり、ある程度の技術力も担保されているO社を選択されました。
今は、後輩育成に情熱を注ぎながら、会社の技術部の核としてご活躍されています。
担当キャリアコンサルタントから一言
転職活動を進める上で、活動の軸がぶれてくることはよくある事です。
その際、初心に戻り、転職を考えるきっかけや理由を再度見つめなおすことで、本当の優先順位が分かってきます。
例えば今回のように、後輩育成がキーポイントであるにも関らずお金だけで選ぼうとすると、企業やご本人、両者にとって不幸になってしまう可能性があります。
私も今回のサポートで、改めてその重要性を感じました。
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【SIer SE・PM向け】情シスやDX推進部へ転職後、実際に求められる『スキル・知識』とは
https://www.axc.ne.jp/careertips/2020/0115/23780.html
【情シスあるある】マネージャーが抱える「よくある悩み」と「解決策」
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/informationsystems_commonthings
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今回は、WEB業界営業職の方の転職事例についてご紹介しました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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