ちょうどシニアコンサルタントは30歳前後でキャリアの分岐点に立つときです。タイミング的にもキャリアチェンジの最後のチャンスと考えている方も多いかと思います。
いろいろ経験してから決めようと新卒でコンサルに入ったものの、結局シニアコンサルタントになっても「やりたいことがない」「やりたいことを見つけたい」というご相談も多くいただきます。
そこで、今回は、弊社にご相談いただくシニアコンサルタントの方の着地点を4つご紹介したいと思います。
【目次】
昔からやりたいことに原点回帰
学生時代やその昔からやりたいと思っていたことが働いている中で言語化できる、もしくは思いが再燃するというケースです。このケースの多くは、最初からコンサルタントをキャリアパスの一部と捉えている方が多いようです。
弊社のインタビュー記事で転職事例としてご紹介させていただいた方々の考え方・キャリアの歩み方がまさにこれに近いでしょうか。
参考:
■「【転職事例】戦略コンサルから【年収約4割減】で他業界へ。その決断の背景に迫る」
https://www.axc.ne.jp/column/career-change-case/consultant-next-career/06.html
■「【転職事例】中堅SIerのSEから大手外資コンサルファームのシニアマネージャーまで昇進した事例。キャリアアップの過程で何を意識してきたのか?」
https://www.axc.ne.jp/column/career-change-case/consultant-next-career/04.html
経験したことの中からやりたいことを見つける
多くの方が思い描くのがこちらのケースでしょうか。
「実際に経験してみて、初めて面白さを理解できた」
「やってみたら意外に肌に合った」という表現もよく伺います。
やりたいことというよりも、特に嫌ではない・肌に合うという形で着地する方も多いようです。
できることがやりたいことになってくる
一つ上のケースと少し似ていますが、アサインされるプロジェクトに応じて、自分の志向とは関係なく、スキルやキャリアに色がつくケースです。
次第に専門性がつき始め、できることが次第に好きになりやりたいことになるという方も多くいらっしゃいます。
迷走してしまう。。。
上記以外の場合には、迷走する方が多いように感じます。
近い友達が就職したから、もしくはなんとなくという理由で、響きや見栄えがいい職種や企業を受けてしまうと、選考で苦戦してしまう方も多くいるのが実情です。
分からないことがないまま選考を受けては落ちるという悪循環にハマってしまうケースもあります。
少し選考対策や志向を整えるだけで内定が出る方が多いのですが、一度選考で落ちてしまうと一定期間は再受験ができなくなってしまいます。
上記のような場合には、ぜひ一度立ち止まってキャリアの棚卸しや現在のマーケットにおける市場価値を把握されることをおすすめします。
ライフプランとのバランスも大切
また、志向性が定まっていても、ちょうど30歳前後はライフイベントが多発する時期です。
子供ができた、家を買ったなど個別の事情がキャリアプランにも大きな影響を与えるようになります。
ぜひライフプランとキャリアプランのバランスも含めて最適な道を見つけてください。
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今回はシニアコンサルタントの4つの着地点について簡単にご説明しました。
キャリアチェンジをお考えの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
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