“CAO(Chief Administrative Officer/最高管理責任者・最高総務責任者)”の役割・導入企業・CFO/総務部長との違い・実際のキャリアパスについて

CAO(Chief Administrative Officer/最高管理責任者・最高総務責任者)は、CEOの下で経理・総務・人事などの幅広い管理部門をまとめる責任者です。取りまとめる部門が多いことからうかがえると思いますが、経営層としてCEOをサポートするだけでなく、内部監査や経営企画、総会に関する業務、財務管理といった、経営に直結するさまざまな役割を担います。

時には人事にも携わることで、従業員が働きやすい職場環境を整備し、生産性向上の観点から経営に貢献するリーダーと言えるでしょう。

今回は、近年重要性が増しているCAOについて、役割・導入企業・CFO/総務部長との違い・実際のキャリアパスを紹介・解説します。

【目次】

  1. CAOを設置・採用するに至った背景・各社の設置事例
  2. CAOの求人内容や求められるスキルなど
  3. CAOの具体的な役割・CFO/総務部長との違い
  4. CAOになるまで/なってからのキャリアパス

CAOを設置・採用するに至った背景・各社の設置事例

経営企画や経理・財務など、企業の経営戦略を担う管理部門の重要性は、企業規模を問わず重視されてきています。コンプライアンスを遵守する必要性や、インボイス制度・電子帳簿保存法への対応、リモートワーク導入対応など、企業に求められることは年々増えています。多様化する従業員の働き方・生き方を理解し、それに応じながら成果を出していただくために工夫していくことも求められるでしょう。

これらを取りまとめる管理部門のリーダーとして、CAOの需要が高まっている印象です。しかし法改正への対応や採用活動など、多岐にわたる管理部門全般の業務を完璧に取り仕切れる人材は、希少なのが実情でしょうか。ベンチャーの初期フェーズであればまだしも、企業規模が拡大して業務が細分化すると、当然管理部門に求められる業務の難易度は上がります。各従業員に強みを発揮していただくべく、労務管理・会計管理・人事評価などの課題を見つけ、改善していく労力は並大抵ではありません。

そのような高難易度な管理業務を取り仕切る人材として、CAOを求める企業は増えていくと思われます。特にCAOはベンチャー・スタートアップにとって、重要なポジションと言えます。初期フェーズでは、企業のトップリーダーであるCEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)が戦略立案を担っていく中で、CAOが戦略を実行するための地盤となる企業の仕組みをうまく作っていくことで、企業が順調に成長していくことになるでしょう。CEOが最終判断を正しく下せるよう、バックオフィスを統括して企業基盤を整える意味で、CAOはナンバー2ポジションと言っても過言ではありません。

また初期フェーズでCAOが重宝される大きな理由は、多くのCEOが情報処理や管理会計といった細かな、同時に経営に不可欠な業務を一人で成し遂げるリソースがないためと思われます。しかし情報や会計を放置してしまえば、損失を招くことになるため、CAOが求められます。このようにベンチャー・スタートアップでのCAOの役割の一つは、重要な情報を整理し、会計に関する業務を取りまとめることで、CEOの意思決定をサポートすることです。一見守りの要のように思えるCAOですが、CEOを正しい方向へ導き戦略立案に寄与することで、攻めにも大いに貢献していると言えるでしょう。

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CAOを設置している(していた/する予定を含む)の企業事例は、丸紅・伊藤忠商事・関西エアポート・ラクスル・オールアバウトなど、大手からベンチャー・スタートアップまで幅広く存在します。

あるデジタル関連企業では、経営管理の責任者としてCAOの候補となる人材を募集していました。やはりその業務内容は、経理・財務などの管理にとどまらず、IPOの実現と企業成長に向けた経営管理体制の強化などで、CAOが企業の成長に不可欠なポジションとして設置されることがうかがえます。

CAOの求人内容や求められるスキルなど

プロダクトにコミットする役職のため、よく誤解されやすいのですが、CPOは決してプロダクトオーナーではありません。プロダクトに関する最終決定権を持つのはその事業の責任者やCEOであり、CPOはあくまで決定者を支えながら、事業を推進していく役割を担います。事業責任者やCEOが求める成果・目的を理解して、本当に必要なプロダクトを提案するのがCPOと言えるでしょう。

CPOの必須スキルとしては、あるクラウドサービスを提供する企業では、3年以上のPM(ここではプロジェクトマネージャー)経験を挙げていました。グロースに携わっただけでなく、実際に成果を出したことも求められます。またPM組織のプロセス・フローを確立して組織をスケールさせた経験がある他、要件定義~リリース・トラッキングまでというプロダクトに関する一連の流れを把握していることも重要です。エンジニアやデザイナーとしての経験を武器に、自ら手を動かしてプロダクトに携わっていく泥臭さがある人材を求めていることがうかがえます。

AI技術による業務ソリューションサービスを展開する企業では、上場・規模拡大を見据えてCPOの採用を決断し、PAIの開発・プロダクトロードマップの立案・ワイヤフレーム構築・プロトタイプ開発などを担い、取り組むべきプロダクトの創出をリードできる人材を求めていました。必須スキルは、PdMとしてソフトウエアやWebサービスなどに3年以上携わった経験の他、新規プロダクトの豊富な開発経験、プロダクト開発組織のスケール経験などです。さらにAI領域で開発に携わった経験や、AIの知識などがあれば評価されるでしょう。

またいずれの企業も、エンジニア経験だけでなく、英語での業務経験やTOEFLのスコアも評価基準としています。海外展開や、世界の最新技術のリサーチなどの重要性が増す中、CPOにはエンジニアの段階から語学力が重視されているのは当然と言えるでしょう。

テクノロジーを駆使した法人向けサービスを展開する企業では、経営者との直接的な折衝経験も重視されています。プロダクトについて経営層を納得させる計画を立てて、プロダクトグロースを実現させた経験は必須とのことでした。toB向けの業務関連アプリの開発を実際にマネジメントした経験や、収益構造まで設計した経験も重要と言います。経験のみならず、機械学習やディープラーニングなど最先端技術に関する知識は、CEOのような経営トップ層が追いきれないケースも想定できるため、インプット領域が深ければ深いほどCPO候補として評価されるかもしれません。

知識および実際の使用経験としては、開発言語(Go, TypeScript)、フレームワーク(Chi, React)、データベース(CloudSQL, AlloyDB)、社内ツール(Slack, Zoom, GitHub, Docker, Google Apps)などをカバーしているとよいでしょう。開発経験は当然求められますが、大学院の博士以上を採用している企業もあることを踏まえると、知識へのあくなき探求心と、知識を土台とした戦略的な考察力も重要であることがうかがえます。

CAOの具体的な役割・CFO/総務部長との違い

弊社の相談者様からもよく聞く声として、「CAOとCFO(Chief Financial Officer/最高財務責任者)の役割が分からない」というものがあります。「どちらも同じもので、片方だけ設置すればいいのでは」というご意見もいただいたことがありました。しかし資金調達をはじめとする財務を取り扱うCFOと、経理・財務・総務・法務などを手広く扱うCAOの役割は異なります。

あるインターネットインフラ事業の開発・運営を担う企業では、管理部門全般をマネジメントする人材としてCAO候補を求めていました。総務や人事関連の業務執行を取りまとめ、厳重に管理する必要がある書類の作成と管理を担います。CFOであれば、総務や人事などの物事を取り扱い、管理業務まで一任されることはないでしょう。

参考:“CFO(最高財務責任者)”の役割・CEO/COO/CAOや経理・財務部長との違い・求められるスキル・キャリアパスについて
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/cfo

CFOは資金調達や予算管理といった、企業の資金に関連する業務を執行します。資金をどう使うかという財務戦略を立案し、実行まで担うことで、企業価値を最大化するのがミッションです。CFOはいわゆる、ファイナンスの専門家であると同時に、事業家と言えます。財務を基軸とした戦略立案からはじまり、経理・財務部門の統括や会計も担当し、年間戦略の実行~分析を財務面から行います。ROICがWACCを下回らないよう、常時監視し、適切な戦略を考えて実行する手腕が問われるポジションです。

一方でCAOはCFOと同等もしくはその傘下で、管理全般を管掌するのが役割です。CFOとの大きな違いを一言で説明するなら、CAOはCFOがカバーしきれない管理部門の業務を担当します。財務会計関連の業務には専門知識のあるCFOが専念できるよう、管理周りはCAOが担当することで、役割分担が可能となります。なお会計を担うこともあるCAOですが、CFOがいる場合はそちらに一任します。また人事についてもCHRO(Chief Human Resource Officer/最高人事責任者)が在籍する場合、CHROに人事を一任するなど、専門分野のあるCxOの数が多いほど、CAOの業務負担は減る可能性があるでしょう。

特にベンチャーにとっては、幅広い守りの業務と、攻めに不可欠な基盤を作るのがCAOの重要な役割です。だからこそ、複数のCxOを設置する余裕のない初期フェーズのベンチャーでは、CFOがCAOを担い、経理・会計・採用などに注力せざるを得ないケースもあります。実際に上場企業のCFO経験者の方は、オフィスの環境を整えることに注力するため、本来のCFOとは大きく異なる業務に追われた時期があったそうです。

しかしそのままCFOとCAOを兼任していく場合、シード・アーリーまでは対応できても、グロースフェーズで分離しなければ、リソースに限界が生じ始めます。多くのCFOはCAOを採用する余裕もないまま、ずるずるとレイターまで兼任し、気が付けば企業基盤が脆弱(ぜいじゃく)になってしまっていたケースも少なくないようです。本来はCFOが事業拡大という「攻め」を促進し、CAOは企業の基盤を作るという「攻めに直結した守り」を担います。これをIPOやM&Aを見据えた段階で同時に行うには、頭を常時切り替え続けなければならず、CFOのキャパシティーがオーバーになり、上場が頓挫してしまわないよう、なるべく早期にCAOを設置することが望ましいのではないでしょうか。

参考:「上場を控えた」ベンチャーCFOの役割と今入社するメリット
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/cfo_venture

CxO以外でCAOとの違いについて気になるという声が多いのが、総務部長です。その名の通り総務部のトップであり、CEO以下経営幹部が立案した事業戦略を参考に、全社の目標達成に向けて総務部として達成すべき目標を決めます。実行にあたっては現場でメンバーに指示を出しながら、ゴールに向けたマネジメントを行うため、いわゆる中間管理職的なポジションです。

一方、CAOは現場寄りの総務部長とは異なり、あくまで経営層として総務部をはじめとする管理部門を統括するCxOポジションです。当然現場目線を持つことは不可欠ですが、総務部長を設置する企業であれば、CAOはより統括・戦略寄りの業務を担うことが想定できます。

CAOになるまで/なってからのキャリアパス

実際にCAOとして実績を上げられている方のキャリアパス・略歴を紹介し、そこからうかがえる必要なスキルを解説します。

A氏:

大学卒業後、15年ほど海外の日系企業でキャリアを積む
→財務・税務・法務の面からキャッシュフロー経営を担い、経営事業体の効率化を総括
→会社設立や事業立ち上げ~事業閉鎖・清算までのエンタープライズ・ライフサイクルに必要なスキルを体得し、実績を上げる
→ヘッドハンティングにより帰国
→国内企業の経営企画推進室に入り、上場準備を推進
→管理部門全体のマネジメントや改善に向けた改革を実行。その後も財務や人事などを幅広く経験
→開発会社にてCAOに就任

B氏:

製品販売関連の企業にて勤務
→メンテナンス関連サービスを提供する企業に入社し、総務・人事・現場サポートを経験
→海外支店に赴任後、CAOに就任し、総務・人事・庶務などの業務を管理
→製品の開発・販売関連会社に入社し、総務・人事を担当。同社の上場に向けた株式公開業務に関わって以降、上場関連の業務一切を担う
→業務管理の責任者として株主総会の運営や対策、子会社設立に関する業務、監査法人への対応などを担当

C氏:

大学卒業後、総合不動産会社の財務・経理関連業務を経験
→インターネット関連企業に入社し、経営企画本部にて経理を担当
→印刷関連の企業に入社
→8年後、同社の執行役員CAOに就任

D氏:

国内の大学を卒業後、海外のマネジメントスクールにてMBAを取得し、印刷関連会社に入社。人事・経理・経営企画といった管理系業務を経験する
→国内・海外のジョイントベンチャーに入社し、マネジメントグループのゼネラルマネジャーを担当
→同社のCAOに就任し、経営企画や経理・人事・法務・広報・財務・総務などの管理業務一切を担当。また、就任までに新興企業のCFOやコンサルタント、講師など幅広く経験

F氏:

金融機関をはじめ、国内外の企業の会計監査・アドバイザリー業務に従事し、監査法人において30年間ほどのキャリアを積む
→監査法人の監査・アドバイザリー部門の責任者を歴任
→グループのCAO、合同会社の代表執行役社長に就任

以上のような例があります。

当然ですが、どの人材も事業会社の人事・経理・経営企画・広報・財務・総務などの部門、もしくは監査法人の会計士としての経験を通じ、管理業務関連のスキルを身に付けています。

さらにCFOなどのポジションから、業務全般を管理・統括するマネジメントの経験を積みつつ、新規事業の立ち上げに加え、上場に関する業務の経験があると有利かもしれません。メンバーを鼓舞して上場を推進するというよりは、上場後のインサイダー取引に関する法的な説明・指導、契約書のリーガルチェック、社会保険関連の書類作成などの、決してミスが許されない細かな業務を実直にこなした経験も重視されるためです。

コンサルタントの経験がある人材の場合も、コンサルとは別にMBAの取得や、管理系業務の経験、マネジメント経験を有している人材が評価されています。事業会社での管理業務や、戦略コンサルティングファームでの業務改善経験などがあると有利かもしれません。ただし数字・利益を重視した戦略だけでは、CAOとして力量が不足していると思われる可能性があります。実際のCAOの様子を見ていると、従業員の人生や働きやすさを意識しながら、メンバーの幸福について考える力があるケースがほとんどです。メンバーから慕われやすく、結果的に事業が円滑に進んでいる印象があります。CAOが時に人事・CHROの役割をも担うことを踏まえると、コンサルならではの戦略的思考・結果重視な姿勢だけではなく、ヒトを土台に考えられることも評価されそうです。

会計処理や税金、規約について熟知し、管理関連業務の知識があるだけではなく、トップに立つ経営層としての人柄も重視される点を忘れないことが大切でしょう。

最後に、CAO後のパスとしては、事例は少ないですが、代表執行役社長や、業務管理の責任者などがありました。また同業他社/異業種でCAOとして活躍する、COO/副社長やCEO/社長に昇格するというパスがあり得るでしょう。

<参考>CPO(最高製品責任者)になれる人・なれない人の違い

CPOの実際のキャリアを踏まえ、なれる人・なれない人の差がどこにあるのか見ていきましょう。前提として、CPOやCTO、VPoEといったハイレイヤー層の方々の多くが、ミドル~シニアのエンジニアポジションから上位を目指せると感じているようです。一方でミドル~シニア層の方々からすると、「具体的ななり方がわからない」というのが実情でしょうか。

そこで意識しておきたいのが、エンジニアにせよデザイナーにせよPMにせよ、まずは利益にコミットし、成果を出すことです。事業のP/Lに対する責任があることを自覚し、数字を出せることが重要でしょう。別の言い方をすると、どれだけアウトプットを頑張っても、アウトカムにコミットできない人は、CPOになれない可能性があります。成果を出した上で、その成果を企業が求める要素とひもづけ、数値を踏まえて明確に説明できるようにしておくとよいでしょう。

またマネジメントスキルについて、単に「同じ方向を見ている社内メンバーをまとめるだけでいい」と考えている人は要注意です。実際のCPOは利害関係が異なり、ビジョンも理解しきっていない人を含むチームメンバーを、うまくマネジメントして成果を出さなければなりません。ソロプレーヤー気質の人も多いと思われる開発チームにおいて、チームがソロよりも高い成果を出せなければ意味がないわけです。しかし個々のメンバーはそれぞれ、理想・スキル・経験のいずれもバラバラであり、一丸となった状態は並大抵の努力では作れないでしょう。正社員だけでなく、業務委託やパート・アルバイトなど、雇用形態ごとに派閥ができてしまうケースも想定でき、メンバー全員が快適に働き、力を発揮できる環境を作る覚悟がなければ、CPOとしては役割を全うできない可能性があります。

同時にメンバーだけでなく、必ずしもデジタル領域に詳しいわけではない経営陣に納得していただけるよう、説得力あるプレゼンテーションや、同じ目線での議論・対話ができることも求められます。これに関しては、コンサルティングファームのマネージャー以上や、事業会社のVPポジションを経験していれば、鍛えられるスキルではあります。しかしエンジニア経験しかない・デザイナー経験しかないという場合は、ITに疎く、数字にシビアな経営層とのやり取りには注意を払わなければなりません。専門用語を避けてわかりやすく状況を説明したり、より詳細な数値を踏まえて売上獲得にプロダクトがどれほど重要かプレゼンテーションしたりするスキルが求められるでしょう。

以上のような高いスキルは、エンジニア・デザイナーなど現場出身の方の場合、なかなか身に付ける機会が少ないかもしれません。大規模開発チームの飲み会や、専門分野を抜きにしたオフ会を企画し、自ら運営することで、立場を超えたメンバー同士の団結を実現するスキルが鍛えられる可能性があります。

プロダクト戦略の責任者として、開発チームとエグゼクティブチームのいずれとも連携しながら、中長期的なビジョンを実行へと移していくCPO。一つひとつのプロダクトはもちろん、企業全体のプロダクトマネジメントが担えるかどうかで、差が生じると言えるかもしれません。

最後に、CPO後のパスとしては異業種や他社のCPOが考えられる他、開発・総務・人事なども担当された経験がある方もいらっしゃることを踏まえると、CTOやCHROなどのキャリアを積むケースもあるかもしれません。その業務の幅広さを考えると、非常に多様なキャリアの可能性を含む役職と言えるでしょう。

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マネージャー以上のコンサルのキャリアに関する記事

“COO(最高執行責任者)”の役割・導入企業・CEO/CFO/CSO、代表執行役との違い・実際のキャリアパスについて
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/coo

“CSO(最高戦略責任者)”の役割・CEO/COO/CFOとの違い・年収・キャリアパスについて
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/CSO

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今回の記事では、管理部門全般を統括する“CAO(Chief Administrative Officer/最高管理責任者・最高総務責任者)”の役割・導入企業・CFO/CEO/総務部長との違い・実際のキャリアパスについてご紹介しました。

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