DX時代に何かと話題な「COBOL」エンジニアの需要について

【目次】

  1. アクセンチュアなど大手ファームではCOBOLエンジニアを年間数十名規模で採用
  2. AWS Lambdaのサポート言語にCOBOLが追加
  3. 「経験者しか読めない」ために勤労統計問題の原因に
  4. 必須化されたプログラミング教育の学校教材にCOBOLが登場
  5. 国家資格の出題範囲からは削除
  6. まとめ

アクセンチュアなど大手ファームではCOBOLエンジニアを年間十名規模で採用

金融機関のバックエンドでバリバリ使われているCOBOL。今は「昭和94年」だからあと6年で桁溢れおこすと話題になっています。

大手金融の移行が思い出されますが、金融機関や行政機関などは非常にシステム移管が大変なため、もう余裕がなく、実はCOBOLエンジニアの需要が高まっており、アクセンチュアなどの大手コンサルティングファームやSIerにて同人材の採用が活況なのが実情です。
https://finders.me/articles.php?id=620

AWS Lambdaのサポート言語にCOBOLが追加

AWS Lambdaはサーバレスでプログラムを実行できるクラウドサービス。サーバの準備や管理が不要で、アップロードしたプログラムの処理が実行された時間だけ料金が発生する仕組みです。サポート言語にCOBOLが最近追加されました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1811/30/news102.html

「経験者しか読めない」ために勤労統計問題の原因に

また先日、毎月の勤労統計調査で不適切な処理があったと発表されました。
COBOLのプログラミングのバグだったと釈明されましたが、COBOLで書かれた特殊なプログラムなので経験者しか読めず、そのミスがチェックできないので、去年まで誰もが「逆数をかけているもの」と考えて処理していた、というCOBOLのというよりもシステム運用の問題が表面化したのも最近でした。
http://agora-web.jp/archives/2036852.html

必須化されたプログラミング教育の学校教材にCOBOLが登場

プログラミングが必修化されるようです。いいことですね。

こちらも最近になりますが、その教材が話題になっていました。テスト内容がただの書き取りになっているというツッコミどころもありますが、そこにCOBOL登場しているというのも話題になりました。

国家資格の出題範囲からは削除

一方で、国家資格の基本情報技術者試験からは「AI人材育成ニーズ踏まえ」、Pythonが追加され、COBOLの出題が廃止されました。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1901/24/news090.html

まとめ

レガシーと評されがちですが、長く残っているものにはそれなりの理由があるということでしょうか。日々、様々な技術が生まれていますが、新しい技術が必ずしも今抱えている課題にフィットするとは限りません。

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今回の記事では、「COBOL」エンジニアの需要ついてご紹介しました。

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