コーディングテストとは何か?その対策と採用における評価のポイント

エンジニアの面接では大体が経歴書に沿って実績を聞かれる場となっております。経歴を話しながら、応募企業の業務にどのようにマッチするのかをアピールしていくことになります。
しかし、専門職ではあるものの能力を測る方法がなく、断片的に経験を聞く以外にスキル面をチェックする方法がありません。実際にどんなものを製作し、なんの技術を使ってどのように実現したのかを、守秘義務に抵触しない程度に説明していくことで面接官に一緒に仕事をしていくイメージを湧かせていきます。
しかし、実際に働くまではスキルレベルが面接通りかはわからないので、採用は賭けになります。

そこで以前より面接時にエンジニアのスキルレベルを確認する方法としてコーディングテストを採用する企業が増えてきています。

【目次】

  1. コーディングテストはどう対策するか
  2. 採用担当は何を評価するのか

コーディングテストはどう対策するか

コーディングテスト対策としては普段からテスト慣れしていく必要があります。
Leetcodeというアルゴリズムのテストを書くサイトがあります。
https://leetcode.com/
LeetCodeは、海外で有名なコーディングテスト試験対策サイトです。
OS、アルゴリズム、SQLなどカテゴリごとに問題があり、それぞれeasy, medium, difficultの難易度に分かれています。
さらに、その問題毎に問題を解いた方の評価(good or bad)が書かれています。
また、問題を解いた後に、自分の回答が実行時間・メモリ使用量が他の回答者と比較してどれくらいか、がわかります。

ここに出ている問題を片端からやる方も多いです。
普段からアプリケーションエンジニアとしてコードを書き慣れている人でもコーディングテストの問題には面食らうことは多いでしょう。他にもネットで同様にコーディングテストの問題を探して自分なりに解く訓練をするという手もあります。

以上を参考にしつつ、普段から脳内でプログラム設計を行う癖をつけるようにして行きましょう。

採用担当は何を評価するのか

例えば、メルカリがGithub採用を始めた頃は、Githubに上がっているソースコードだけで応募者をフィルターしていた模様です。しかし実際にGithubは使っていないが優秀なエンジニアは多く、これだけで判断できないこともわかってきて日々採用プロセスを改善してきたとのことです。

その上で評価するポイントは、与えられた命題に対して正しく動くことが一つ大事と言えます。ただ、解けなくてもここまではできて何がわからなかったかを明確にして、コーディングテストのツール上に考えのプロセスを書いておくことで部分点を考えてくれるという担当者もいます。

粘り強く解く姿勢で会社への応募意欲を見るという担当者もいます。
コーディングテストツールを使わない企業では予め評価するポイントをスプレッドシートにまとめて、出題意図をクリアしているかを見ているというのもあります。
大きい企業ほどエンジニアの採用の仕組みが、構造化されているといえそうです。

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>エンジニアへのキャリアに関する記事

SE・PMのキャリア形成に人気の資格とその実情
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/qualification_sepm

“SE・PM”から”事業会社”転職後【年収1000万×部長職級】にたどり着くための具体的なスキル・経験とは
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/sepmannualsalary1000

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今回は、コーディングテストの対策と評価のポイントについてお伝えしました。キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。


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