エンジニア転職面接のよくある質問と解答のポイント【技術面から志望動機まで】

今回の記事では、エンジニアの方が面接でよく聞かれる質問と解答のポイントについてお伝えします。

【目次】

1. 「転職の動機は何か」
2. 「会社選びの軸は何か」
3. 「得意分野はどこか」
4. 「今後磨きたい領域はどこか」
5. 「今まで経験した中で印象的な仕事は何か」
6. 「(スキルに対して)具体的にどういう事ができるのか」
7. 「自発的に行った改善や取り組みはあるか」
8. 「技術面のキャッチアップはどのようにやっているか」

「転職の動機は何か」

99%聞かれる質問です。
どういうきっかけで、何を思って、なぜ転職という決断に至ったか。
よく言われますが、ネガティブすぎる動機にならないように、注意が必要です。例えば、現職がSIerの場合、クライアントへの不平不満を言ってしまう方が多いですが、そういったことがないように気をつけましょう。

「会社選びの軸は何か」

Web系企業を受けるのであれば、使用言語や自社開発であること、企画に携われること、リモート勤務ができること、事業内容など色々な軸があります。

注意点として、併願企業を聞かれた時に、会社選びの軸とマッチしていない企業名を答えてしまうと心象が非常に悪いので気をつけて下さい。
最も重要な点として、「うちの会社じゃなくてもいいのでは？」と思われる回答は避けないといけません。

「得意分野はどこか」

技術職を受ける以上は必須の質問です。
答えると更に深掘りの質問がされると思います。準備は入念にしましょう。
「最近のトレンドは何なんですか？」
「具体的なエピソードを教えて下さい」
「○○についてどう思いますか？」
など

「今後磨きたい領域はどこか」

得意分野の他に、今後注力したい領域について聞かれる事も多いです。
得意分野が「できること」だとしたらこちらは「やりたいこと」でしょうか。領域というと、バックエンド、フロントエンド、インフラなどの大きい括りがありますが、それぞれの中でも更に細分化でき、そこについて問われる事が多いです。

「今まで経験した中で印象的な仕事は何か」

何年前のものでも良いので、最も多くの事を具体的に語れて自慢できる仕事を思い出しておきましょう。
苦労話やトラブル解決ネタも忘れずに。面接官の共感を生むようなエピソードがあれば信頼感を醸成できるはずです。

「(スキルに対して)具体的にどういう事ができるのか」

即戦力を欲している企業に多い質問です。

例えばデータベースだったら、製品インストールやったことありますか？チューニングの経験は？億単位のレコードを扱った経験は？など
虚偽の回答で入社してしまうと会社も自分も不幸なので、できるだけ事実ベースで答えるべきです。

「自発的に行った改善や取り組みはあるか」

システムでこのようなものを作りましたというエピソードはわかりやすくていいでしょう。
しかし、業務では一介のエンジニアで大きく何かを変えるような取り組みは難しいため「こっちのやり方の方が効率的じゃないでしょうか」とちょっとした改善提案をしたり、対立した2人の仲介をしたとかそういったものも効果的でしょう。

開発リーダーとしてフロントエンド、サーバサイド、インフラの人たちへの適切な作業分担を行って月当たりのチケット消化数を何％増やしたというストーリーも聞き手にとっては好印象を与えます。

また、「やってみたんですがうまくいきませんでした」系の話は面接官の反応が良くなります。自発的に、と言うからには結果よりもプロセスを見る質問のケースもあります。
同様の解答を引き出す逆質問などしても良いでしょうか。

「技術面のキャッチアップはどのようにやっているか」

書籍でもQiitaでも勉強会でもサービス作りでもいいので、何かしら技術的なキャッチアップをやってますのアピールは必須です。

裏付けとしてGitHubやQiitaのアカウント、ポートフォリオサイトなどを提示できるとなお良いでしょう。Githubのソースを見せてほしいという企業は結構あります。
加えて面接の場でお題を出して実際にコードがどのようにかけるか、どのように設計をする人なのかということを問うケースもあります。こちらは対策が難しいですが、普段から思考のプロセスをSlackや手元のメモに残す癖をつけるといいかもしれません。

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＞エンジニアへのキャリアに関する記事

社内SEの「仕事内容」と「上手なキャリアの築き方」
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/internalseworks

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今回の記事では、エンジニアの方が面接でよく聞かれる質問と解答のポイントについてお伝えしました。
キャリアでお悩みの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。