シニアコンサルタントからマネージャーへの昇格は、年収も1,000万円以上になることからコンサルタントのキャリアにとって一つのマイルストーンとされています。マネージャーへ昇格するタイミングには個人差がありますが、長年シニアコンサルタントのまま過ごす方もいれば20代でシニアマネージャーまでタイトルアップされる方もいます。
そこで、今回はシニアコンサルタントからマネージャーのプロモーション候補に上がる人に共通するスキルやマインドについてお伝えします。
【目次】
「受注を生み出す」経営層へのコミュニケーションスキル
外資系コンサルファームで史上最年少シニアマネージャーに昇格した方のキャリア例を見てみましょう。
◆デリバリーで結果を残した後、経営企画に気に入られ大型のMA案件を次々と受注、結果的にパフォーマンスの対象となるセールスノルマも達成し、29歳にして史上最年少のシニマネに昇格。
コンサルクラスに必要なデリバリースキルだけでなく、経営層に気に入られるような高いコミュニケーション力が求められるのは多くのマネージャーたちが語るところでしょうか。
参考コラム:コミュ力のある人とは『オムツのように包み込むことができる人』である
どちらの場合も、まずはデリバリーでインパクトを残しつつ、マネージャーとして活躍する高いコミュニケーション力の片鱗を示すことが大切と言えます。
アグレッシブに社内での存在価値を高める
一言でいえば「周りも見られる人」がマネージャーのプロモーション候補になりやすいという声も挙がっています。理由としては、視野を広く持ち自分以外のプロジェクトにも目を張ることで、現在のインダストリーやケイパビリティでは得られないナレッジを吸収できることが考えられます。
また、他チームのメンバーとも仲良くなり社内での存在感・評価を高めるチャンスが増える傾向にあります。そのためには、自分のチーム以外のイベントにも飛び込むぐらいのアグレッシブなマインドが求められるということです。
貪欲に学ぶ謙虚さ
いわゆる「無知の知」でしょうか。
- 自分はこの分野においては無知であると自覚して尋ねる
- 分からないことを分からないと言う
など、これはコンサルタントに限らず、シンプルですが非常に難易度の高い行為です。肩書などに左右されず貪欲に学ぶ謙虚さが周囲の好感を呼び、自分に不足するスキルを埋めるきっかけを多く作ることができるようです。
(ご参考)マネージャープロモーションの期限は35歳という声も
マネージャーへの昇進期限としては、「おおよそ35歳」という声もあります。同ファームで長年シニアコンサルタンとからタイトルアップできない場合、現職のファームがマネージャー候補に求めているものと実際のスキルや経験がマッチしていない可能性が高いと考えられます。
また、ファームごとに評価されやすいスキル・経験は異なるため、他ファームではマネージャー候補となるケースも大いにあります。30代半ばあたりであれば、「シニアコンサルタント・年収900万円」から他ファームの「マネージャー・年収も1,200万円」で転職 なども十分に考えられるのです。
参考コラム:
コンサルファーム毎の、マネージャーのロールや求められる能力の違い
マネージャーへのキャリアパスが見えてきた段階で、他ファームとの相性やプロモーションの条件について今一度考えてみたい、という場合にはぜひお気軽に弊社へご相談ください。
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今回はシニアコンサルタントからマネージャーのプロモーション候補に上がる人に共通するスキルやマインドについてご紹介しました。
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