「2027年問題」で昨今人材が不足していることから、ニーズの高まっているSAPコンサルタント。一方で、「SAPにキャリアが閉じてしまうのでは?」「SAPだけしか関わることができずつまらないという声を知人から聞いた」といった声をよくお聞きします。
そこで、今回の記事では、「SAPコンサルタント」の仕事について、実際にSAPコンサルタントとして長くキャリアを築かれている方々の生の声なども参考に、その魅力とやりがいをご紹介します。
【目次】
①クライアントの経営・業務改革に貢献できる
SAPコンサルタントの役割は、SAPをあくまで「手段」としてとらえ経営・業務課題を解決することです。検討の場ではシステムにとらわれず経営や業務に踏み込んだ議論を行いますし、システム設計においても「本当に課題の解決につながるのか?」といった目的意識を常に持ち、時には顧客に対して反対意見を述べることも求められます。
単に言われた通りにシステムを作るわけではなく、システム導入を通じてビジネス視点からあるべき解決策を考え抜き、ユーザ企業の経営・業務改革に貢献できることは大きなやりがいであると言えます。
②年収が高い
SAPコンサルタントは主に上流工程のコンサルテーションやマネジメントの役割を担いますので、システム知識だけでなく、ユーザ企業の経営・業務の知識、論理的思考力やコミュニケーション能力など、高度かつ幅広いスキルが求められます。従って、下流のSEやプログラマーよりも人月単価が高くなり、SE・プログラマーよりも高年収となる傾向にあります。
また、経験を積んでフリーランスとして働くことになれば、月単価70万円~140万円、経験次第では200万円以上の高単価人材となることも可能です。
参考:【経験・スキル別】SAPフリーコンサル案件の単価相場まとめ+今後のトレンド・将来性について
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/freeconsultantsaptrend
③グローバルな舞台で活躍できる
SAPはしばしば、大企業のグループ統一システムとして導入されるため、海外拠点への展開を担当することもしばしばあるとのことです。
また、開発をオフショアに委託することも多く、海外の開発者とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていくことも多いとのことです。これらのことから、国籍や文化を超えたグローバルな舞台で仕事ができるというのが魅力の1つであると言えます。
④戦略・ビジネスコンサルタントやIT戦略・企画へのキャリアパスにつなげられる
SAPコンサルタントは、高度なコンサルテーションスキルや経営・業務の専門知識を要することから、その経験は転職市場でも高く評価され、より上流の業務コンサルタントや戦略コンサルタントへ転換することも十分に可能です。
また、事業会社においても、IT企画やIT戦略といったより経営に近い役割を担い、将来的にはCIOを目指すことも可能となります。こうしたことから、SAPコンサルタントとしての経験は、より経営に近いキャリアパスの獲得につながるとも言えるでしょう。
=================
>SAPに関する記事
【20代・30代・40代別】SAPコンサルは今、キャリアチェンジすべきか否か?
https://www.axc.ne.jp/media/change-jobs-knowhow/sapcareer
=================
今回の記事では、「SAPコンサルタント」の仕事について、実際にSAPコンサルタントとして長くキャリアを築かれている方々の生の声なども参考に、その魅力とやりがいをご紹介しました。
SAPコンサルタントへのキャリアをお考えの方は、ぜひアクシスコンサルティングにご相談ください。
アクシスの求人のうち、
約77%は非公開。
平均サポート期間は3年です。
各ファームのパートナー、事業会社のCxOに定期的にご来社いただき、新組織立ち上げ等の情報交換を行なっています。中長期でのキャリアを含め、ぜひご相談ください。