日系スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業一覧【厳選19社】

近年では、テクノロジーの進歩がさまざまな分野に影響をもたらしています。そしてそれはアスリートたちが日夜努力を重ねるスポーツの分野も例外ではありません。
スポーツを「する」だけでなく「観る」「支援する」などさまざまな分野においてテクノロジーの活用は進んでいます。株式会社野村総合研究所が2019年に発表したデータによると、スポーツテックの市場規模は2019年で310億円ですが、2025年度には1,547億円に成長するとされているのです。
参考:ITナビゲーター2020年版|株式会社野村総合研究所

そこで、今回の記事では、日本発のスポーツテックベンチャー・スタートアップ企業を19社に厳選してご紹介します。
※2024年8月時点での情報です。各企業の詳細について知りたい方は、ぜひご相談ください。

【目次】

    1. 株式会社Sportip
    2. 株式会社ORPHE(オルフェ)
    3. 株式会社SPLYZA
    4. 株式会社スポーツネーション
    5. RUN.EDGE株式会社
    6. PAPAMO株式会社
    7. 株式会社TENTIAL
    8. HALF TIME株式会社
    9. GLOE株式会社
    10. 株式会社REJECT
    11. 株式会社Runtrip
    12. 株式会社Ventus
    13. 株式会社運動通信社
    14. 株式会社だんきち
    15. テックビー株式会社
    16. 株式会社meleap
    17. 株式会社ookami
    18. 株式会社Link Sports
    19. 株式会社ユーフォリア

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業①株式会社Sportip

動作指導を行うセラピストやトレーナーの指導をアップデートする「Sportip Pro」の開発・運営を行っている、筑波大学発のスポーツテックベンチャーです。創業者の高久侑也氏は、筑波大学在学中にフィットネス系のスポーツマネジメントの研究などを行い、2018年に同社を立ち上げました。
2024年8月には、オンライン通話システムを利用して自宅でのトレーニングをサポートできるサービス「Sportip Meet」のデモ版の先行予約を受付開始しました。リモートワーク普及によって、運動不足を抱える現代人の健康維持に役立つであろうツールとして期待できます。

他にもフィットネスクラブや、パーソナルトレーナーに向けたAI動作解析アプリ「Sportip Pro」を提供。2024年11月には、スプリント走能力向上のための指導方法を明らかにする研究のため、同アプリを活用することを発表しました。岩手大学と共同研究契約を締結し、スポーツビジネスの満足度向上とコストカットの実現を目指して尽力しています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業②株式会社ORPHE(オルフェ)

「足元から世界を変える」をミッションとし、センサーやコンピューターを活用した履物「スマートフットウェア」を代表とするセンシング&クリエイティブプラットフォームを提供する会社です。2014年に同社の前身である株式会社no new folk studioを設立した菊川裕也氏は、一橋大学で経営学を学んだ後、首都大学東京大学院にて芸術工学を学んだ経歴を持ちます。
同社が提供している「ORPHE」シリーズは、リアルタイムに走り方を計測しフィードバックする機能を持つスマートフットウェアです。無料で利用できるアプリと連動し、リアルタイムに走り方の計測・フードバックを行う「EVORIDE ORPHE」などがあります。
2021年には、マネックスベンチャーズを引受先として資金調達を実施しました。調達額は2億1,100万円にのぼり、今後の展開が期待されます。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業③株式会社SPLYZA

さまざまなアプリケーションを開発・提供することで、スポーツや教育分野で頑張る人を支援する日系スポーツテックベンチャーです。アイビス社にてiOSアプリの開発を行っていた経歴を持つ土井寛之氏が、2011年に創業しました。
同社の提供する「SPLYZA TEAMS」は、選手が自身で考えてプレイするの力を養うためのゲーム分析ツールです。スマホやタブレットで使える分析機能を活用したクローズド版のYouTubeのようなアプリであり、チーム全員で情報・認識の共有やデータ分析が手軽に行えて、2024年8月時点で900を超えるサッカーやラグビー、バスケットボールなどのチームに導入されています。
2021年9月には、ジャフコグループ株式会社などが運営するファンドより、資金調達を実施しました。調達額はおよそ2.5億円であり、ユーザーの多様化に対応すべく総合力の強化に充てるとの方針です。

2023年11月16日には、AIマーカーレス動作分析アプリ「SPLYZA Motion」を活用し、動作解析技術の共同研究を京都大学と締結。さらに2024年8月には体育によって「考える力」を育成するべく愛知県名古屋市教育委員会と連携協定を締結し、映像振り返りツール「SPLYZA Teams」を中学校の体育の授業で活用するなど、活動の幅を広げています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業④株式会社スポーツネーション

地域プラットフォーム「スポつく」の運営を中心として事業を展開しているスポーツテックスタートアップです。2020年に同社を創業した三木智弘氏は、東京大学3年時(現在4年生で休学中)にスポーツトレーナー支援を行う会社を立ち上げ、そこから約1年半で4つの会社の経営に携わっています。
「スポつく」は、地域に根差したスポーツチームとそれを応援する企業で創る地域マーケットプレースです。スポーツクラブのコンテンツ製作・配信やスポンサー企業の情報発信などを行います。サポーターの獲得やチームの安定的収入源の確保などにつなげられる、画期的なツールです。
2021年9月には、株式会社bankerや個人投資家などを引受先とした資金調達を実施しました。調達額は総額9,000万円にのぼり、今後の人材採用やシステム開発、幹部人材の採用などに活用される見込みです。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑤RUN.EDGE株式会社

スポーツ分野向けの映像検索・分析サービスを開発・運営している日系スポーツテックベンチャーです。富士通にてエンジニアとして活躍した経歴をもつ小口淳氏が、2018年に立ち上げました。
同社がリリースしている「FL-UX」は、ゲームのリアルタイム映像分析・コミュニケーションツールです。実際のプレイシーンにつけるタグと映像データを同期させ、リアルタイムのプレイへのフィードバックや戦術確認を可能にします。また、野球映像の検索・分析アプリケーションである「PITCHBASE」」も、同社の提供するツールの1つです。
2020年2月には、KDDI Open Innovation Fund 3号など複数のファンドより総額5.8億円の資金調達を実施しました。出資元企業との協業も同時に発表しており、今後はグローバルでのサービス展開やユーザー拡大を加速していく方針です。
2024年4月には、映像分析アプリケーション「PITCHBASE」が、アメリカのプロ野球球団「ピッツバーグ・パイレーツ」に導入が決定されるなど、世界的に評価を高めています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑥PAPAMO株式会社

子供向けオンラインスポーツ事業「へやスポ」の開発や運営を行っているスポーツテックベンチャーです。2021年に同社を創業した橋本咲子氏は、アクセンチュア戦略グループで活躍した経歴を持ちます。
「へやスポ」は、自宅にいながらオンラインで利用できるこども向けの運動教室です。週に1回30分、インターネットでレッスンを受けられます。特別な器具を使用せずエンタメ要素の強い豊富なメニューを用意しているため、こどもが無理せず楽しみながら基礎体力や運動神経を養えるサービスです。スモールステップで少しずつ課題をクリアしていくことで成功体験を重ねられ、自己肯定感を高めることにも繋がります。また、企業が福利厚生の一環として利用できる、法人向けのオンラインサービスも提供しています。
2021年9月には三井住友海上キャピタルなどを相手に5,600万円の資金調達を実施しており、今後の事業進展が期待されます。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑦株式会社TENTIAL

社員の半数以上が学生時代トップレベルで戦ってきた元アスリートで構成されている、スポーツを通じたウェルネス・健康増進事業を行うスポーツテック企業です。プログラミング学習サービス「WEBCAMP」を運営するinfratopの創業メンバーでもある中西裕太郎氏が、2018年に創業しました。
スポーツウェルネスメディア「SPOSHIRU」は、現役アスリートやチームと連携してスポーツの気になる情報を提供するプラットフォームです。監修アスリートには現役Jリーガーをはじめ第一線で活躍するプロが参加しており、2018年2月にサービスが開始され、約1年半後の2019年10月には100万PVを達成しました。そして2021年10月現在では、月間利用ユーザー数が150万人を超えるメディアに成長しています。
また、2018年からはウェルネスブランド「TENTIAL」もスタートさせており、アスリートの日常における身体のケアに役立つインソールやプロテインなどを展開しています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑧HALF TIME株式会社

「スポーツを通して生きがいのあふれる社会を実現する」をミッションとし、スポーツビジネス関係の人材採用、転職のサポートや各種教育講座の運営などを行うスポーツテックベンチャーです。新卒としてインテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社し、法人営業などを経験した磯田裕介氏が、2011年に創業しました。
スポーツ団体やスポーツ関連企業に対する専門人材のヘッドハンティング・紹介事業や、スポーツビジネス専門の求人媒体「HALF TIME Job」運営などを行っています。
また、個人向けにもキャリア相談や転職支援を行っています。その他にも社会人向けオンラインスポーツビジネス講座やアスリート向けキャリア教育講座など、スポーツ関連のサポートサービスを豊富に扱っています。
さらに業界最高峰カンファレンスである「HALF TIMEカンファレンス」は、国内外を問わずさまざまな方を招き、2019年以降定期的に実施されています。過去6回の実施で累計1,900名以上が参加している、大規模なカンファレンスです。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑨GLOE株式会社(旧ウェルプレイド・ライゼスト株式会社)

「eスポーツの力を信じ、価値を創造し、世界を変えていく。」をミッションとして、eスポーツの総合商社として、eスポーツ関係の企画や運営、プロデュースなどを幅広く実施しているスポーツテックベンチャーです。谷田優也氏、髙尾恭平氏、古澤明仁氏の3名によって、2015年に立ち上げられました。
イベント企画運営やインフルエンサーマーケティング、コミュニティ向け施策などさまざまな事業を展開しています。世界レベルで活躍することを目指すプレイヤーのサポートやマネジメントなど、eスポーツ専門メディアの展開も同社の主要事業です。
また、「クラロワリーグ世界一決定戦2018」や「クラッシュ・オブ・クラン世界選手権日本語配信」など、eスポーツに関するイベントや配信実績は既に豊富にあります。
さまざまな企業との協業も活発に行っており、2021年にはクリーク・アンド・リバー社やZETA DIVISION社とのプロジェクトをスタートさせています。

※参考:ウェルプレイド・ライゼスト、2024年2月1日に「GLOE株式会社」に商号変更

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑩株式会社REJECT

「人生を彩るeスポーツ体験を提供し、 世界に誇れる産業を創る」をミッションとして、eスポーツ関連事業を展開しているスポーツテックベンチャーです。2018年に同社を立ち上げた甲山翔也氏は、10歳からeスポーツ選手として活動し「CSO2」では日本一になった経歴を持つ人物です。
2018年に発足したプロeスポーツチーム「REJECT」の運営やeSports選手のマネジメント・プロモートを中心として、さまざまな事業を展開しています。「REJECT」は世界中で人気を持つシューティングゲームタイトルに主に取り組んでおり、既にPUBGをはじめとする7タイトルの部門を保有しています。
2021年3月には、AGキャピタルやイーストベンチャーズなどを出資元とし、3億5,600万円の資金調達を実施しました。調達した資金は、「REJECT」の運営を中心として新規事業開発などに割り当てられる見込みです。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑪株式会社Runtrip

数字にとらわれない新しいランニングの楽しみ方「ラントリップ」に関する事業を展開している日系スポーツテックベンチャーです。リクルートグループにて人材コンサル営業に従事した後、地元の観光系企業で活躍した経歴をもつ大森英一郎氏が、2015年に創業しました。
ランニングトリップとは、途中で歩くことも立ち止まることも気にせず、自由なペース・ルートで走ることを楽しむ考え方の1つです。同社はランニングを楽しむためのランナー向け総合無料アプリ「Runtrip App」を開発・運営しています。また、ランニングコース検索サイト「Runtrip WEB」やランニング総合情報メディア「Runtrip Channel」の運営など、幅広いサービスを展開している企業です。
2021年2月には住友生命保険とSBIインベストメントが協働設立したCVCファンドにおける第一号出資案件として、住友生命との事業協創を行っていくこととなりました。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑫株式会社Ventus

「全ての人が自分の「好き」に誇りを持てる世界を作る。」をミッションとし、テクノロジーの力によってスポーツ・エンタメ領域のファンビジネスを行うスポーツテックスタートアップです。代表取締役CEOの梅澤優太氏は、東京大学在学中、2017年に同級生とともに同社を立ち上げました。
同社が提供している「whooop!」は、スポーツチームや選手が「電子トレカ」を発行し、ファンが集めながらチーム・選手を応援できるシステムです。ファンはただトレカを集めて楽しむだけでなく、トレカを集めることでさまざまな特典を得られます。自分の「応援」を、カードのカタチで証明できるサービスです。
2020年9月には複数の投資家を引受先とする第三者割当増資を行い、資金調達を実施しています。調達した資金は、開発や運用、企画体制の強化に活用しているとのことです。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑬株式会社運動通信社

インターネットスポーツメディア「SPORTS BULL(スポーツブル)」やスポーツ漫画事業「COMIC BULL(コミックブル)」などの運営を行っているスポーツテックベンチャーです。電通にてCMセールスなどを担当し、退職後にはナショナルクライアントのデジタルマーケティングプロデューサーを経験した黒飛功二朗氏が、2015年5月に創業しました。
「SPORTS BULL」は、幅広い競技に対してプロ・アマ・学生を問わずさまざまなコンテンツを配信するスポーツメディアです。ニュース記事はもちろん、ライブ中継やスーパープレイ動画などさまざまなコンテンツを豊富に取り揃えています。
講談社と共同でプロデュースする「COMIC BULL」は、スポーツ漫画に特化した漫画アプリです。
また、同社が展開するプレミアム音声サービス「Now Voice」は、スポーツ界のトップランナーたちの声が聞き放題のサブスクリプションサービスです。本田圭佑氏がCEOを務めるNow Doが共同で運営しています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑭株式会社だんきち

スマートフォンアプリの開発やWebメディアの製作・運営を行うスポーツテックベンチャーです。コンサルティング会社で働いた経歴を持つ与島大樹氏が、2013年に創業しました。
同社が開発・提供する「スポとも」は、個人の課題や目標に合わせたマンツーマン授業をオンラインで提供できる、ダンスレッスンツールです。2020年8月には、累計受講者数が2,500名を突破しています。有名楽曲のダンサーや振付師などが多数在籍しており、2020年10月には登録講師数200名を突破しました。利用者の好みのジャンルに合わせて、最新の人気曲や定番曲から選択できます。そして2021年9月には、スポともダンスの法人向けプランの受付を開始しました。
また、「Lesson Note」は、オーダーに合わせたレッスンアプリを自由に制作できるサービスです。自社ロゴやアプリカラー、機能等をカスタマイズでき、レッスン内容のチェックなども手軽にできます。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑮テックビー株式会社

楽しみながらコンディションを高める取り組みを仲間と共に体験できるプログラムを実施している、日系スポーツテックベンチャーです。2019年に同社を創業した今矢賢一氏は、オーストラリアで国際コンファレンス会社の最年少セールスマネージャーとして活躍した経歴を持ちます。転勤をきっかけとして日本へ帰国した後は、2000年に起業した後バリューコマースへバイアウトし、ヤフー株式会社との資本業務提携などに携わった経験を持ちます。
同社が開発したアプリベースの健康管理サービス「tec-b」は、スポーツ要素を取り入れたコミュニケーション型のコンディショニングアプリです。アスリートの世界では既に採り入れられているコンディショニングプログラムを、企業向けにアレンジして提供しています。コンディショニングやコーチングだけでなく、コミュニティ機能やデータ活用機能なども搭載されているツールです。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑯株式会社meleap

「私たちはテクノスポーツで、新たなスポーツの歴史を創り出す。」をミッションとして、テクノスポーツ関連事業を展開しているスポーツテックベンチャーです。株式会社リクルートで活躍した経歴を持つ福田浩士氏が、2014年に立ち上げました。
同社が開発・運営している「HADO」は、AR技術を活用したテクノスポーツです。頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にはアームセンサーを着けた状態で体を動かし、技を発動させたり仲間と連携したりして楽しみます。HADOシリーズは他にも「HADOモンスターバトル」や「HADOシュート!」などがあります。
2019年には福岡第一高等学校が世界初の「HADO部」を設立し、特設教室にHADOコートを設置しています。2020年9月には中国湖南省で開催された「5G時代における新しいeスポーツの創造」をテーマとしたフォーラムにて、HADOのエキシビジョンマッチが開かれました。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑰株式会社ookami

「人」と「情報技術」の調和によってスポーツの新しい価値を創造することを目指し、スポーツ情報インフラの開発や運営などを行うスポーツテックベンチャーです。2014年に同社を立ち上げた尾形太陽氏は、大学在学中に欧州やアジアなどを回ってベンチャー企業でのインターンを経験し、レジャーイベント事業を起こしたこともあります。
同社が開発した「Player!」は、誰でも自分の好きなマイスポーツを作り、応援や盛り上げを楽しめるプラットフォームです。専用の管理画面で試合情報を入力するだけで、Player!のスマートフォンアプリと公式ホームページ、そしてSNSの3つを活用したファン獲得施策・満足度向上施策を実施できます。
2020年10月には、山口キャピタルや三菱UFJキャピタル、アカツキからの資金調達を実施しました。調達額は数億円程度と見られており、収入減に陥ったスポーツチームの収益化サポート事業に活用するとみられています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑱株式会社Link Sports

「ITを通じてすべての人がスポーツに触れる瞬間を作る」をミッションとし、スポーツマネジメントツールやスポーツメディアの運営を行っているスポーツテック企業です。大手メーカーで従事していた経歴を持つ小泉真也氏が、2014年に起業しました。
同社が開発・運営している「TeamHub」は、スポーツチームのスケジュール管理やスコアシェアまでを手軽に行えるアプリです。野球やサッカーなどのメジャースポーツはもちろん世界最大の100種目に対応しており、基本的な機能は無料から利用できます。2021年11月時点で16万のチームが登録しており、アマチュアスポーツの便利ツールとして浸透してきています。
また、スポーツWEBメディア「azrena」では、運動競技に関わる人たちが持つ熱意を伝えるべく、インタビュー記事や動画、コラムなどを中心にスポーツの裏側を伝えています。

スポーツテックベンチャー・スタートアップ企業⑲株式会社ユーフォリア

「スポーツの力を活かし、スポーツの力を通じて、未来をつくる」をミッションとし、スポーツ・テクノロジー事業を通じたより良い社会づくりのサポートを行っているスポーツテックベンチャーです。2008年に同社を創業した橋口寛氏は、大学卒業後にメルセデスベンツの日本法人にて販売店ネットワークの経営改善業務に携わった経歴をもちます。
「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」は、アスリートのコンディショニングやトレーニングに関する情報を一元管理できるツールです。毎日入力するデータを可視化することでコーチやトレーナーなどの業務効率化につながります。
2021年9月には、スポーツ科学研究を加速させるための研究開発組織「ユーフォリアスポーツ科学研究所」を立ち上げました。また2021年10月には、同社がフィジカル強化をサポートしているプロボクサーの栗原圭太選手が、王座奪還を果たしています。

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国内の注目すべき「VR・AR」ベンチャー企業一覧【厳選20社】
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コンサルファームの「スポーツ領域」への取り組みの現状とキャリア
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“今”AI人材に求められるスキルとは?【AIベンチャー/コンサル別】
https://www.axc.ne.jp/media/careertips/aiskill

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今回の記事では、日本発のスポーツテックベンチャー・スタートアップ企業を19社に厳選してご紹介しました。
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