日本の美容・フィットネス系ベンチャー・スタートアップ企業一覧【厳選20社】

今回は、日本の美容・フィットネス系ベンチャー・スタートアップ企業を20社に厳選してご紹介します。

【目次】

    1. 株式会社LEAN BODY
    2. 株式会社Muscle Deli
    3. 株式会社バルクオム
    4. 株式会社おいしい健康
    5. DINETTE株式会社
    6. 株式会社Kyogoku
    7. 株式会社トリビュー
    8. 株式会社TIERRAS
    9. 株式会社Fast Beauty
    10. E-Medical株式会社
    11. 株式会社accessibeauty
    12. Reco株式会社
    13. 株式会社傳心堂
    14. 株式会社Meily
    15. 株式会社KOKYU
    16. エーアイエージェント株式会社
    17. AppBrew
    18. サロウィン株式会社
    19. SOELU株式会社
    20. 株式会社テックアット

株式会社LEAN BODY

オンラインフィットネスの月額制動画サービス「LEAN BODY(リーンボディ)」を提供するスタートアップです。
2015年12月に設立され、Twitterのフォロワー数1万人(2022年1月現在)の中山善貴氏が代表取締役を務めています。
「LEAN BODY(リーンボディ)」は、フィットネスプログラム「ES MILLS」のアーカイブ型レッスンの動画を配信するサービスです。ジムに通っている感覚で、どこからでもレッスンを受けられます。
インストラクターは厳選された優秀な人材です。ヨガや筋トレのほか、マッサージなど450以上のレッスンを提供してきました。
大手スポーツジムのメガロスと提携し、フィットネス業界のDX化に邁進しつつ、法人向けに福利厚生のサービスも提供しています。
2021年1月、新規引受先のi-nest capital、DBJキャピタルなどから第三者割当増資を実施。借り入れを含めて総額5.2億円の資金調達を完了しました。調達した資金で採用活動を強化し、コンテンツ拡充やマーケティング強化に投資していきます。また採用の強化や新規事業立ち上げにも注力する方針です。

※参照:https://lp.lean-body.jp/

株式会社Muscle Deli

企業ビジョンは「食が生み出す最高の自分、最高の世界」。2016年11月29日に設立された同社は、カスタムミールブランド「YOUR MEAL」を提供しています。
メインの事業は食事の宅配サービス「マッスルデリ」です。
代表取締役CEOの西川真梨子氏は、エアソフトガンとBB弾を使う戦闘ゲーム「サバイバルゲーム(サバゲー)」に熱中。ゲーム体験を通じて、健康的な身体づくりを目指すようになり、「ボディメイクに特化した宅配食」の開発を始めます。
マッスルデリは、ボディメイクに特化した定期購入型の食品宅配サービスです。ダイエット向けの低糖質な食事など、目的ごとの食事プランを選ぶと、最適なメニューが届きます。メニューは50種類以上から選択可能です。
ほかにも高タンパクな食事を提供する「マッスルケータリング」も展開しています。
2019年からはプロアスリートに食事サポートを開始しました。東京五輪の卓球混合ダブルスで金メダルを獲得した水谷隼さんも「マッスルデリ」愛用者の1人です。
2021年7月、三菱UFJキャピタル株式会社や個人投資家の竹内真氏らを引受先に、第三者割当増資を実施。間接金融も含め、約2.5億円の資金を調達しました。資金は新サービスの開発やプロモーション、人材の採用、外部との連携のために活用します。

※参照:https://muscledeli.jp/

株式会社バルクオム

男性向けのスキンケアブランド「BULK HOMME(バルクオム)」を展開してきたスタートアップです。
代表取締役CEOの野口卓也氏は慶應義塾大学環境情報学部を中退し、複数のベンチャーを起業。2013年にBULK HOMMEを創業し、2017年5月、再編を経て株式会社バルクオムを設立しました。
公式オンラインストア、全国1,000店舗以上の小売店やヘアサロンで、メンズスキンケア商品を販売しています。
2019年には世界から608のブランドがエントリーした「Cosmoprof Awards 2019」Hair Product部門で、同社の「THE SHAMPOO」がグランプリを受賞。2017年にアジア、2020年にイギリスとフランスに進出し、世界的に高く評価されているブランドです。
2020年9月、ニッセイ・キャピタル株式会社や株式会社丸井グループなどを引受先とし、第三者割当増資を実施しました。
日本政策金融公庫などからも融資を受け、総額約15億円の資金を調達しています。新型コロナウイルス感染症の影響で、リアルからオンラインに移行する消費者に向けて、CMや広告をはじめマーケティング施策を強化する予定です。

※参照:https://company.bulk.co.jp/

株式会社おいしい健康

ITを活用したヘルスケア事業および生活メディア事業を展開するスタートアップです。
2012年にクックパッドのヘルスケア事業部からスタート。2016年7月に同事業部が会社分割された結果、クックパッドの子会社として誕生しました。
代表取締役CEOの野尻哲也氏とともに共同CEOを務めるのは、松浦弥太郎氏です。雑誌「暮しの手帖」の編集長として勤務し、2015年4月にクックパッドへ入社。松浦氏がオープンしたウェブメディア「くらしのきほん」の事業は、2017年1月に同社が譲受しました。
管理栄養士が監修したレシピを土台とする食事支援アプリ「おいしい健康」、糖尿病患者向けサービス「ごはんカメラfor糖尿病」などを提供。
健康状態に合わせた社員食堂のメニューがわかる「健康社食」、食事管理アプリ「食べリズム」など、幅広い層に向けたサービスを展開しています。
2019年1月に第一生命保険や複数の経営アドバイザリーを引受先に、第三者割当増資を実施。総額約4億円の資金を調達した結果、資本金と資本準備金は6億3,300万円となりました。
資金は組織体制の整備や、医療機関との共同研究の推進などに活用していきます。

※参照:https://corp.oishi-kenko.com/

DINETTE株式会社

コスメのD2Cブランド、美容メディアを運営してきたスタートアップです。
2017年3月に設立された同社の代表取締役は尾崎美紀氏。約40万人の美容好きが利用するメディア「DINETTE」で、ユーザーの声を聞いてきました。ユーザーの悩みを解決するべく、同社を立ち上げます。
女性たちの「あったらいいな」の願いを叶えるため、プライベートブランド「PHOEBE BEAUTY UP(フィービービューティーアップ)」を展開してきました。
まつ毛美容液やフェイスマスク、化粧水など、いずれも成分にこだわったスキンケア商品を用意しています。同ブランドの商品は、宅配はもちろん、全国のバラエティショップでも購入可能です。
2020年5月には株式会社セレス、株式会社MTG Ventures、株式会社サティス製薬など合計5社を引受先に、第三者割当増資を実施。
ブランド知名度の向上、新規顧客の獲得を目指し、調達した約3億円の資金でマーケティング施策を強化します。採用活動、新商品の開発、店舗販促などに投資する方針です。

※参照:https://dinette.co.jp/

株式会社Kyogoku

ラグジュアリーな美容製品を提供してきたブランド「Kyogoku Professional」を展開するスタートアップです。
世界大会で優勝経験がある美容師・京極琉氏が、2020年11月に立ち上げました。現場の美容師や利用者の声を参考にして、美容アイテムの製造と販売を行っています。
広告費をはじめとするコストを削減し、高品質な美容アイテムを低価格で提供してきました。2021年10月からは、コスメの総合情報サイト「アットコスメ」にカラーシャンプーの掲載を開始。サイト内ランキングの「白髪染め・ヘアカラー・ブリーチ部門」で5位に選出された実績があります。
2021年12月、株式会社CSの代表である逸見貞治氏から、資金調達を実施。5,000万円の資金は新製品の開発やマーケティングチーム体制の強化に充当します。また複数地域への展開を進め、より多くのユーザーにサービスを提供できるよう、エンジニアチームの拡充にも充てていきます。
さらに同社の製品を取り扱っているサロンを支援するサポートチームを強化する方針です。

※参照:https://kyogokupro.com/company

株式会社トリビュー

美容整形の口コミ予約アプリ「トリビュー」を提供するスタートアップです。
2017年7月に設立された同社の代表取締役・毛迪(モウ デイ)氏は、ユーザーに寄り添ったサービスの提供を目指してきました。ユーザーの施術を成功に導くためのアプリを開発しつつ、美容整形の正しい情報提供にも邁進しています。
「トリビュー」は実際に施術を受けた会員の経過画像や体験談から、自分に適した施術方法やクリニックを見つけられます。クリニックを見つけたら、簡単に操作できるチャット形式でカウンセリングの予約も可能です。
2017年10月にサービスを開始してから、1年10ヶ月で累計ダウンロード数15万件を突破しました。
2019年8月には、三菱UFJキャピタル株式会社やニッセイ・キャピタル株式会社などを引受先として、第三者割当増資を実施。株式会社日本政策金融公庫から受けた融資も合わせ、総額3.5億円の資金を調達しました。累積の資金調達額は約4.5億円を達成しています。資金は人材採用と事業投資の強化に充当していきます。

※参照:https://corp.tribeau.jp/

株式会社TIERRAS

同社は肌の健康と美をサポートするエイジングケアブランド「SKINFONIA(スキンフォニア)」を提供しています。
2020年3月に設立されて以来、社会情勢やトレンドの変化に対応しながら、アジア圏での事業拡大を目指してきました。
代表取締役CEOの吉田直史氏は、化粧品と美容のコミュニティサイト「@cosme(アットコスメ)」を運営する株式会社アイスタイルで勤務。上海のアイスタイルチャイナに9年間常駐し、創業者兼CEOとなって、年間売上を50億円まで伸ばしました。
この経験を活かし、ブランド「SKINFONIA(スキンフォニア)」を展開しています。同ブランドの商品は、美肌に必要な成分を配合しています。紫外線や乾燥など、外部ストレスを肌に良い刺激に転換する新理論を土台に、商品開発を行ってきました。
2021年12月、日本と中国でのローンチとともに、シードラウンドで資金調達を実施します。株式会社ジェネシア・ベンチャーズや、ビジョンに共感している複数の個人投資家から総額1億円の調達を完了。プロダクトの拡充に加え、各種プロモーションや採用活動にも資金を活用していく方針です。

※参照:https://tierrasinc.com/

株式会社Fast Beauty

一大チェーンであるヘアカラー専門店「fufu」を運営するスタートアップです。ヘアカラー専門店がひしめき合う時代において、あえてヘアカラーに特化しています。代表取締役社長の高橋賢氏は株式会社リクルートで、マーケットニーズの分析力を身に付けました。
高橋氏は「お客様の不満を解決するヘアカラー専門店」には、マーケットニーズがあると判断します。一般の声を調査した結果、「美容院は高いが、家で染めるのは大変」という不満を持つ人が多くいることがわかりました。
「リーズナブルな料金で、プロに染めてもらえる専門店は需要がある」と考え、2014年7月にリクルート時代の先輩と同社を設立。
同年10月、東京の中野にヘアカラー専門店fufu(フフ)の1号店をオープンしました。予約不要で、約1時間の短時間でプロが染めてくれるサービスが評判となります。発色が良く長持ちのため人気を獲得し、全国に展開します。2020年9月には、リタッチ専門店もオープンしました。
2021年12月に、みずほ成長支援第三号投資事業有限責任組合などの法人や投資家から資金を調達。5億円の資金を使い、財務基盤の強化、fufuの出店加速を目指し、事業基盤を固める予定です。

※参照:https://fufucolor.com/overview/

E-Medical株式会社

リモートワークボックスによる完全非接触型の美容・医療体験サービス「éclat+(エクラモア)」を提供しているスタートアップです。
2021年8月に設立され、代表取締役社長・安藤恵理氏のもと、ユーザーが好きなときに非接触で使えるサービスを開発しています。
「éclat+(エクラモア)」は、完全無人でセルフエステとセルフネイルができるボックスです。500種類のネイルデザインを用意しており、スマホから画像をアップロードしてネイルプリンターに送ることもできます。
予約から決済までアプリで完結する月額制サービスで、隙間時間を使って気軽にセルフケアが可能です。
新型コロナウイルス感染症の流行により病院に行きづらい中でも、気軽に医師に相談ができるオンライン診療サービスの提供も目指してきました。処方箋の発行、薬の発送もオンラインで完結できる、便利なサービスの実現を目指しています。
2021年11月、通販DXサービスを提供する株式会社ピアラから資金を調達しました。
資金を活用し、先述したオンライン診療サービスの提供に力を入れていく方針です。

※参照:https://initial.inc/companies/A-40934

株式会社accessibeauty

障がい者が美容を楽しむ社会を当たり前にするため、美容によるバリアフリー社会を目指しているスタートアップです。代表取締役は、元ネイリストの臼井理絵氏。元々は「障がい者ネイリスト」の育成に取り組んでいたものの、障がい者雇用枠の少なさや賃金の低さを目の当たりにします。
障がい者の魅力や可能性を発信し、障がい者が活躍できる社会を目指して2020年8月に同社を設立しました。
「障がい者ネイリスト養成スクール」や「障がい者専門カルチャー&エンタメスクール」も運営しています。
2021年8月にクラウドファンディングによって、約280万円の資金を調達。支援者は300名を越えました。
資金を使い、障がい者が就労し、社会に参加できるよう「障がい者専門モデル タレントマネジメント事務所」を設立。
さらに2021年11月23日には、新人障がい者モデルを発掘するオーディションを開催しています。株式会社ジーユー、株式会社マイナビ マイナビウエディングなど多くの企業が賛同したオーディションから、3名の障がい者モデルが誕生しました。

※参照:https://accessibeauty.co.jp/

Reco株式会社

美容師が初期費用ゼロ、さらに定額で独立できる独立支援型シェアサロン「Reco」を提供するスタートアップです。
代表取締役の黒木遼太氏は、プロ美容師が労働環境の悪さにより、3年以内に離職している現状を危惧。そこで美容師がローリスクで自分のサロンを所有できる仕組みを作ることにしました。
2020年12月に同社を設立し、長時間労働や賃金の課題を美容師自身がコントロールできるよう、独立の支援を始めます。
独立支援型シェアサロン「Reco」は、美容室の開業コストが高額な福岡市を中心に3店舗展開中です(2022年2月現在)。
美容師の独立に必要な財務・経営をはじめ、多面的なサポートを行います。また美容師は必要な設備が整った専用個室を月額制でレンタルでき、実際にお客様を相手に施術が可能です。
2021年9月には、美容特化の体験型ストア「NewMe(ニューミー)」の運営元である株式会社テックアットおよび投資家を引受先に第三者割当増資を実施。総額数千万円の資金を活用し、システム投資や店舗展開を加速させる予定です。

※参照:https://reco-inc.studio.site/

株式会社傳心堂

先端技術を駆使した美容機器の開発から販売まで行ってきた、ビューティーテックベンチャー企業です。家庭用の大気圧プラズマ美顔器「Un(アン)」を開発しました。
代表取締役の野村京氏は、前職は東証一部の美容機器メーカーの社員でした。
モノづくりのノウハウを学び、大ヒット美容機器の企画・製造に携わります。2015年から中国市場へ進出し、2016年に日商9億円を達成しました。同年に社長賞を獲得して退社後は、グロービス経営大学院でMBAを取得します。2019年8月に傳心堂を設立しました。
「Un(アン)」は、シミ改善用の小型美顔器で、プラズマエアシャワーが発生します。プラズマを照射して肌バリアを開き、美容液や化粧水を浸透しやすくするのです。皮膚再生の促進により、シミを薄くする効果が期待できます。
2021年9月、株式会社Monozukuri Venturesや株式会社アプリコットベンチャーズ、株式会社バルクオムの代表取締役CEO 野口卓也氏を引受先に、第三者割当増資を実施。総額6,300万円の資金調達を完了させました。資金は製造とマーケティングに充てていきます。

※参照:https://denshindo.co.jp/company/

株式会社Meily

美容医療に関心があるユーザーのコミュニティを提供してきた美容医療SNS「Meily(メイリー)」を運営するスタートアップです。
外見に悩みを抱える人の心の拠り所を作るため、代表取締役の川井優恵乃氏が2017年11月に設立しました。
中央大学在学中に、総額430万円以上の料金を払い美容整形を行った体験を土台に、美容医療市場の課題を解決することを決意します。
美容医療や美容整形に批判的な風潮を変えるべく、女子大生起業家として精力的に活動してきました。
「Meily(メイリー)」は美容医療の体験談や質問などを通じ、ユーザーが交流と情報交換できる会員制のSNSです。クリニック選びの意思決定もサポートしています。
2019年1月には、企業を急成長させる目的でシードラウンドでの資金調達を実施しました。第三者割当増資の引受先はYJキャピタル株式会社、NOW株式会社、EastVentures株式会社などの法人や複数の個人投資家でした。
総額数千万円規模の調達資金は、今後のプロモーションおよび開発体制の強化に充てていきます。時代遅れな美容医療業界を変えるために邁進している企業です。

※参照:https://meilyweb.com/

株式会社KOKYU

女性向け商品を提供しているD2Cブランド「KOKYU」を運営するスタートアップです。企画から開発、製造、販売、運営、卸売まで一貫して手掛けています。
2020年12月に設立された同社の代表取締役・堀敦友氏は、ビジネスモデル設計を担当してきました。
同社の独自メソッドは「呼吸レッスン」「スカーレットプログラム」です。同メソッドにより持続可能な美を追求。「女性のQOL(Quality of Life)向上」を目指し、パーソナルトレーニングジム「One polish」、マシーンピラティス「pilates TODAY」などを運営してきました。ユーザーにとってかけがえのないモノ&サービスの提供を目指し、商品も開発中です。
ビジネスプラン発表会「LED関西」では、ビジネスモデル「食事管理マッチング」がセミファイナルに選ばれました。同モデルに加え、インフルエンサーとコラボして開発した商品、メンズコスメなども提供予定です。
スタッフ全員がインフルエンサーであることを目指しています。自社内で800万リーチのインフルエンサーネットワークを持ち、PRやマーケティングのインハウス化を実現してきました。

※参照:https://kokyu.life/shop/pages/company

エーアイエージェント株式会社

人工知能のAIが、ユーザーの肌に合った化粧品をすすめてくれる美容系アプリ「AI美容部員」を提供しているスタートアップです。
代表の松本剛徹氏は、2011年に株式会社リアルネットを創業。年商10億円ベンチャーへ成長させた後、未上場企業に会社を売却しました。2020年1月に同社を設立して代表取締役CEOに就任しています。
美容カウンセリングサービス「AI美容部員」は、AIがユーザーの肌の悩みに対して、適したスキンケア方法やアイテムをアドバイスしてくれます。
化粧品情報や成分知識のほか、トレンドにも精通したAIの有益な提案を、スマートフォン上で確認できるサービスです。
AIによるサービスを通じ、人々がより快適に暮らせる便利な社会を目指してきました。モノや情報が氾濫している社会の中で、個人のニーズに合ったサービスの提供に邁進しています。検索により自ら情報を探しに行く時代を脱し、自分に必要な情報が集まってくる時代の創造を目指しているスタートアップです。

※参照:https://ai-agent.jp/

AppBrew

コスメの口コミアプリ「LIPS」を運営してきた、東大生発のスタートアップです。
2016年に設立した代表取締役の深澤雄太氏は、東京大学入学後に「東大無料塾」を立ち上げます。休学してfreee株式会社でのインターンを経験し、2016年2月に同社を設立します。2017年1月、コスメの口コミアプリである「LIPS」をリリース。InstagramやYouTubeのコスメ動画のように、リアルな口コミを確認できるサービスです。気になった商品にいいねを付けたり、保存をしたりすれば、欲しい商品を簡単にチェックできます。
購入するときは、AmazonやYahoo!ショッピングなど、外部サイトへ簡単に移動できる仕組みとなっています。AppStore無料総合ランキングでは1位に輝きました。
2020年4月には約11億円の資金調達を完了し、累計約27億6,000万円の資金を得ました。「LIPS」の事業拡大に必要な開発体制の強化、マーケティング投資、新規事業開発に投資していきます。若年層の女性を中心に利用者を獲得し、事業拡大を加速させている期待のスタートアップです。

※参照:https://appbrew.io/

サロウィン株式会社

美容師向けのシェアサロン「SALOWIN(サロウィン)」を展開しているスタートアップです。
2019年7月に設立された同社には、阿部友哉氏と柴田泰成氏の2人の代表者がいます。阿部氏は、コンテンツマーケティングやメディアビジネスを支援するサムライト株式会社で勤務しました。柴田氏は、サムライト株式会社を創業し、事業売却後も起業家兼投資家として活躍しています。
「SALOWIN(サロウィン)」は、フリーランスの美容師がサービスを提供できるシェアサロンです。売上の80%が美容師に還元され、入居の初月に推定の売上金額を前払いする仕組みとなっています。ハサミやアイロンなどの備品は店舗に完備されているため、手ぶらで出勤できるのです。
美容師の生活を支えるため、集客や独立もサポートしており、さらに事業の拡大を目指しています。
2020年11月にはHIRAC FUNDを引受先とし、第三者割当増資による資金調達を完了させました。HIRAC FUNDは同社のビジネスモデルと強いビジョンに共感し、出資を決定したのです。調達した資金を使い、店舗数の拡大や組織づくり、営業や広報などに注力していきます。

※参照:https://salowin.jp/company/

SOELU株式会社

SOELUはオンラインでのヨガスタジオを展開しているスタートアップです。代表取締役CEOを務めているのは蒋詩豪氏。早稲田大学商学部に在学中、スポーツ選手をマネジメントする経験を積みました。
グリー株式会社で約半年のインターン中は、IP活用型TCG事業の立ち上げに関わります。正式に入社後は、広告事業部門の法人営業として、月間営業MVPを2回受賞するほど活躍しました。COOの白土聡志氏とはグリーで意気投合し、2014年4月に同社を設立します。
パソコンなどの端末の画面越しに、人気インストラクターのヨガやフィットネスのレッスンを受けられるサービスを提供。
ヨガ教室やジムに通うのはハードルが高い人も、自宅から気軽にライブレッスンでヨガを教われる点がメリットです。
2021年8月には、合計10社から第三者割当増資を実施し、6.5億円の資金を調達します。これにより累計の資金調達額は15億円を達成しました。調達資金を使い、オンラインフィットネス事業を拡大するほか、マーケティングや商品開発、採用活動を加速させていきます。

※参照:https://about.soelu.com/

株式会社テックアット

「テック×リアル」によるショッピング体験を提供するサービスを開発してきたベンチャー企業です。
2019年10月に設立されて以来、代表取締役・延山勇貴氏はスピード感ある事業展開を目指してきました。
主力事業の1つは家具とインテリアのECサイト「Hommy(ホウミー)」の展開です。数千点のアイテムから、おしゃれな家具とインテリアを月額制で購入・レンタルできます。
2020年10月には福岡県に本社を構え、県内の家具・インテリア系企業とも連携しながら、アイテムを増やしていく方針を固めました。商品開発を通し、ユーザーのニーズを生み出すため、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)も活用して購買スタイルの確立を目指しています。生活雑貨やリモートワークに適した商品をそろえることも見据えています。
ほかにもBtoBの仕入プラットフォーム「オーダーロボ」、宿泊事業者などに向けた撤退サポートサービス「撤退コンシェルジュ」も提供中です。
2021年6月に複数の企業や上場企業経営者から約1億5,000万円の資金を調達しました。資金を活用し、店舗の全国展開やWebモールのリリース、インフルエンサーとの協業活動の加速を目指していきます。

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